Up 訓練のフロー 作成: 2026-05-21
更新: 2026-07-05

4足歩行ロボット他律型運動脳 > 訓練フロー

    「訓練」 は,つぎがこれの全体:

    ニューラルネットのパラメータ値 ("Policy") を,ランダムに初期設定。

    現パラメータ値θにおいて:
     A. 試行
    1. 初期設定
      初期状態 s_0 を設定。
    2. Policy π_θ が,状態 s_t から行動 a_t を出す
       (これは,「ロボットが動く」 に対応)
       註. 表記について :
      • π_θ のπは,Policy の P に対応するギリシア文字。 θは,「Policy = ニューラルネットのパラメータ値」 の 「パラメータ値」 を表現。
      • s_t, a_t の t は,離散に順序づけられた時刻。

    3. 環境が,行動 a_t の結果を返す
        次状態 s_{t+1}
        報酬 r_t
        終了フラグ done

    4. これをログに保存
        (s_t, a_t, r_t, s_{t+1}, done)

    これが,試行データ1件。
    1〜3 を多数回 (例えば 4096回) 繰り返す。

     B. パラメータ値の更新
     (1) 価値関数 V(s) を使って TD 誤差 δ を計算
     (2) GAE でアドバンテージ A_t を計算
     (3) 目的関数 L^CLIP を最大化するように,θ を更新

    更新後のパラメータ値 (Policy) で,A, B。
    これを繰り返す。

    即ち,
       未熟なPolicy (パラメータ値) で行動する
      → 未熟なデータが集まる
      → そのデータで Policy を改善
      → 改善された Policy でまた行動
      → より良いデータが集まる
      → さらに改善


    その 「改善」 の模様は:
     最初:
      足をバタつかせてすぐ転ぶ
     中盤:
      にじり寄るように少し前進するが,まだ不安定
     終盤:
      低重心を保ちつつ4 本の脚を協調させて前進