Up 「並列環境」 作成: 2026-06-22
更新: 2026-06-29

4足歩行ロボット他律型運動脳 > 訓練「並列環境」

    NN の訓練は,試行 (試行錯誤) の繰り返しである。
    これを,シミュレーションで行う。

    試行は,現パラメータ値θの上の試行である。
    試行の目的は,θの評価。

    そして,評価が良くなるパラメータ値に更新する。
    「訓練」 の中身は,パラメータ値の更新である。


    パラメータ値θの評価は,1回の試行で出してしまうのは危ない。
    そこで,多数回する。
    例えば,4096 回。
    そして,行動の 「報酬」 から各行動の 「良さ」 を計算し,それらを平均したものを,θの評価にする。


    この方法は,「並列環境」 と呼ばれる。
    しかしこのことばは,つぎの誤解を招きやすい:  
      「タイパ (試行回数を稼ぐ) ためにする」
      「この中から,優秀なものを選別する」

    事実は,上に述べた通りである。
    そして,4096 回の試行は,訓練対象の NN が独りでやる。

    誤解のもとは,訓練の可視化ツールかも知れない。
    これは,多数のロボットが並行して動く絵図になる。


    試行を,「θの上の軌跡 (trajectory)」 の意味から,τで表す。
    「θの上」 を明示したいときは,τ_θ と書くことにする。
    そこで,θの上の 4096 の試行は:
       τ_θ(1),‥‥, τ_θ(4096)