Up 他律型 作成: 2026-06-09
更新: 2026-07-01

4足歩行ロボット4足歩行ロボットとは他律型

    自動車は,運転されることを俟つ。
    この意味で,他律である。
    「自動」 と 「自律」 は違う。

    自動車の動きは,前進・後退,旋回と決まっている。
    運転とは,これを組み合わせることである。

    自動車は,人間が運転するものとしてつくられる。
    その後,自動運転が考えられるようになる。

    歩行ロボットの他律型は,この自動車の車を足に替えたものである。
    ただしこの場合の 「自動」 は,本体が
      運動脳 (身体を動かす)


    他律型の歩行ロボットは,
      運動脳がつくる歩行は1種類

    「1種類の歩行」 は,いわゆる 「歩き振り」 である。
    これを 「歩容 gait」 という。
    他律型の歩行脳は,歩容脳である。

    そこで,例えば,
      前進 (F),右旋回 (R), 左旋回 (L)
    の3つの歩容を実現しようとしたら,F脳,R脳,L脳を別々につくることになる。

    こうして,複数の歩容脳のセットが,自動車に相当する。
    運転は,複数の歩容脳の稼動を切り替えることである。


    この運転は,自動運転が考えられる。
    自動車で自動運転を考えるのと,同じ。

    自動運転の実現は,つぎの実現である:
      運転脳 (運動脳を運転する)

    さらにロボ運用の自動化に進もうとしたら,つぎの開発になる:,
      運用脳 (運転脳を運用する)


    運動脳・運転脳・運用脳は,ニューラルネット (NN) の訓練でつくる。
    運用脳は,与えられたタスクに対し,これを果たすことになる行路を生成する AI。
    したがって,LLM 級の AI を思えばよい。

    運用脳は,運転脳に行路を渡す。
    運転脳は,運動脳を運転して,身体が行路を進むようにする。
    操作は:
        歩行状況をセンサー値から知る
        択るべき行動を決める
        この行動を,運動脳に指令


    運転の中身は,「運転装置」 の操作である。
    運転装置は,自動車であれば,ハンドル,シフトレバー,アクセル,ブレーキ。
    他律型ロボットの場合は,運転脳から見た 「運動脳インタフェース」 が 「運転装置」 になる。

    運転は,プログラムですることも考えられる。
    運転脳を考えるのは,運転に 「加減」 とか 「勘」 を求めたいからである。