Up 用心して歩く 作成: 2026-06-08
更新: 2026-07-01

4足歩行ロボット4足歩行ロボットとは用心して歩く

    直立歩行は,「用心して歩く」 とのトレードオフである。
    体を直立で支える脚は,躓くと体の転倒になる。
    翻って,この脚をもつ者は,「用心して歩く」 の能力を高度に発達させた者である。


    4足歩行ロボットは,床や舗装面を歩かせても意味がない。
    車の走れない所を移動してナンボである。
    そしてこの歩行は,「用心して歩く」 になる。

    他律型であれば,運転者はロボットの足下を用心する。
    自律型であれば,自律で足下を用心する。

    翻って,自動車の運転は,「路面に用心しない」 である。:
    自動運転車も,同じ。
    穴が見えなければだいじょうぶ,と当て込んでいる。
    車が走る面は,「用心無用」 が規格になっている。


    4足歩行ロボットの 「用心して歩く」 は,運転では間に合わない。
    ここに,「4足歩行ロボットは自律でなければ意味がない」 になる。

    しかし自律型は,「用心して歩く」 の解決になるわけではない。
    「用心して歩く」 は身体能力であり,ロボットにこの能力をつけるのは難しい。

    そもそも,4足歩行は,動物進化のごく最近の出来事。
    4足歩行ロボットでこの進化を一気にやってしまおうというのは,無理がある。

    実際,現前の4足歩行ロボットは犬型になっており,これは街中を歩くくらいを考えている。
    「用心して歩く」 が必要になる郊外には出せない。