Up actor - critic 作成: 2026-07-03
更新: 2026-07-03

4足歩行ロボットとは > 脳/学習理論との往還actor - critic

    歩行脳 NN の訓練は,外部モジュールとして価値関数 NN を用いる。

    2つの NN は,並行して訓練される。
    即ち,それぞれのパラメータ値更新が,
       θ(1) → θ(2) → ・・・
       φ(1) → φ(2) → ・・・
    と並んで進行する。

    そしてその訓練の中で,データのやりとりをする。
    そのやりとりは:
      θ→φ: φを訓練するデータ
      φ→θ: θを訓練するデータ


    θ, φは,ランダムな値から開始する。
    よって,最初のうちは出鱈目なデータのやりとりになる。

    しかし,θとφのデータのやりとりは,正のフィードバックの関係になっている。
    訓練の中でだんだんと出鱈目が鎮まり,うまく協調する関係になっていく。


    歩行脳 NN は,状態の入力に対し,行動を出力する。
    価値関数 NN は,状態の入力に対し,状態の価値を出力する。
    両者のこの関係は,つぎのように表現できる:
      acotor (行動系) と critic (評価系)
       経験が同一
       正のフィードバック関係


    脳/学習理論との往還
    動物/人間の成長 (「経験値」) は,actor - critic 形式になっている。
    実際,成長はつぎの循環である:  
     経験値を頼りに行動し,
     行動の成功/失敗から学んで,経験値を上げる

    actor - critic は,つぎの形式の基本形ということになる:
       「同じ経験」 でつながるモジュールが
       相互フィードバックで並んで成長

    動物/人間では,このようなモジュールの数が多くなる:
      感覚系 (視覚, 触覚)
      運動系 (運動, 平衡感覚)
      報酬系(快・不快)
      予測系
      記憶系
      など