Up 利権のプリミティブ形態 : 要素 作成: 2019-11-26
更新: 2019-11-26


    利権は,原始的で単純なものから高度で複雑なものへと進化する。
    個人の顔が見えるうちが,「原始的で単純な利権」段階である。
    そして個人を超えた系になった利権──個人の顔が見えない利権──が,「高度で複雑な利権」である。

    「アイヌ利権」も,「原始的で単純な利権」段階を経てきた。
    予算の私物化,経費計上での馴れ合い,組織の腐敗といったことを現していたときが,それである。
    そしていま,「アイヌ文化振興事業」に進化して,「高度で複雑な利権」になっている。