Up 営業"アイヌ" ──いまの "アイヌ" 作成: 2019-10-21
更新: 2019-10-21


      読売新聞 北海道版, 2019-10-20
    アイヌ文化堪能
    新ひだかで催し
     民族共生象徴空間 (ウポポイ、白老町) のオープンに向けて盛り上げを図るアイヌ文化フェスティバル (アイヌ民族文化財団主催) が19日、新ひだか町の町公民館で開かれ、約200人の来場者でにぎわった。
     舞台では、地元の静内民族文化保存会と札幌ウポポ保存会が「鶴の舞」などの古式舞踊を披露。アイヌ音楽の公演活動を行っているフンペシスターズは、十勝地方のアイヌが受け継いできた伝統歌謡の数々を歌い上げた。
     公演に先立ち、近藤修・東京大学准教授が「人類学からみたアイヌ文化」と題して講演。来場者は熱心に耳を傾けていた。
     ロビーでは、伝統工芸作家の貝澤守さんと高野啓子さんが、それぞれ木彫と刺しゅうを実演し、体験講座も行われた。
    アイヌ文化フェスティバルで、踊りを披露する静内民族文化保存会の人たち


    この「アイヌ文化フェスティバル」は,つぎの位置づけになるものである:
(文化庁 アイヌ文化の振興:2 アイヌ文化振興等に関する補助事業 から引用)

    今日 "アイヌ" であるとは,この種の事業を立てる法人に「アイヌ」として (一時/短期/長期) 雇用されるか,自営観光"アイヌ" か,である。
    この "アイヌ" を,本論考は「営業"アイヌ"」と謂う。