Up グラフのトリック 作成: 2021-10-16
更新: 2021-10-16


    マスコミは,つぎのようなグラフをつくってひとの恐怖を煽ってきた:
      NHK News Web, 2021-07-27 22:06
    東京都 新型コロナ 2人死亡
    新たに2848人の感染確認 過去最多
    東京都内では27日、新たに2848人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1週間前の火曜日の倍以上となり過去最多となりました。 ‥‥
     ‥‥
    27日までの7日間平均は1762.6人で前の週の149.4%となり、感染の急拡大に歯止めがかかりません。‥‥


    「感染の急拡大に歯止めがかからない」のフレーズで大衆の恐怖を煽るマスコミは,「陽性検査で陽性反応が出た者」を「新規感染者」と言い換えている。
    「感染拡大」は,陽性検査を増やせばつくれてしまう。
    潜在している陽性者はいくらでもいるからである。 (新型コロナは,「ただの風邪」である。)


    NHK がつくる「検査数の推移」グラフは,つぎのようである:
    NHK がつくる「感染拡大」グラフと比べると,とてもおとなしい。

    ここで,縦軸のスケールを変えてみる:

    つぎのことがはっきり見えてくる:
      「緊急事態宣言を 21都道府県に拡大したとたんに,検査数が急激に減少」

    縦軸のスケールを大きくするほど,この効果は増す。
    さらに色やデザインを工夫すれば,NHK の「感染拡大」グラフ並みに,見る者を驚かせるグラフが出来上がる。

    そのグラフに対してひとが思うことは:
     「 緊急事態宣言を 21都道府県に拡大したとたんに,検査数が急激に減少している。
    何かからくりがありそうだぞ。


    これ即ち,マスコミが絶対ひとに思わせたくないことである。
    検査数を増やせば感染者が増える──これアタリマエ」「新型コロナ禍はマスコミのせい」, と続くからである。


    よくよく吟味すべし。
    引っ込みのつかないマスコミは,ありとあらゆる姑息な手を駆使して大衆を騙し,自分たちが犯してきたことをごまかし続けようとする。