Up 文脈作成 作成: 2026-04-20
更新: 2026-04-22


    ユーザのテクスト入力は,LLM に対しつぎの入力になる:
       システムプロンプト (ツール仕様など)
       文脈
       ユーザ入力テクスト
     註: ツールを使用した後の場合は,システムプロンプトは無くて,ツール結果が加わる。

    これは,オーケストレーションの機能である。


    ここで文脈は,
      ・現セッションの,複数ターン分のテキスト列
      ・ユーザ履歴 (過去セッションのつなぎ)
    から作成したもの。

    LLM側には,「過去を自力で取りに行く機能」は無い。
    文脈作成は,「LLM の内部機構」 ではなく,「オーケストレーションで毎回やり直される入力構成」。


    要点:
     ・LLMは「履歴」を知らない
      ただ「長い1本のテキスト」を毎回受け取るだけ
     ・「文脈作成 (先行テクストを参照)」は,
       毎回,過去ログを全部貼り直している


    文脈構成ユニット(Context Builder)
     ・入力:過去ログ+今回の入力
     ・処理:
       直近を優先して切り出す
       長過ぎれば削る/要約する
     ・出力:LLMに渡す「長いテキスト」

    多くの場合,ルールベース(機械的)
      例:トークン数上限に収める
        直近N件を優先,など)

    必要なとき,要約器を使う:
      ・入力:長い履歴
       出力:短い要約テキスト
      ・要約器は,軽量 LLM や同種モデル

    さらに,埋め込み検索(semantic search)も方法としてある。
         埋め込み検索