Up 事業見直しが起こらない理由 作成: 2007-12-07
更新: 2007-12-07


    組織は思惑先行が常態であり,そして一旦ことを始めればそのままノンストップになる。 ( 組織は自分の<見直し>ができない)
    したがって,つぎの二つを意識的に課題にすることが必要になる:
    1. 思惑先行を許さない。
    2. いま行っている事業に対しては,つねに見直しを行う。


    「見直し」について先ず考えねばならないことは,見直しがどのようにして起こるか?どのような形のものになるか?である。

    見直しは,事業の所轄委員会・事務担当者・責任担当者からは起こらない。
    これらは,面倒や責任問題を背負い込むことを嫌う。 そこで,見直しを抑制する立場をとる。そして,問題先送りをする。 自分の任期を,「事なかれ」で済まそうとする。 (これは,けしからんというより,仕方のないことである。)

    「監査役」というアイデアもダメである。
    監査役になれば目利きになるか?そんなことはない。
    また,監査役は,人間関係から,どうしても事務担当者・責任担当者とつるんでしまう。 (これは,けしからんというより,仕方のないことである。)


    ソルーションは,
      「見直しがどこからでも起こるようにする」
      「見直しがいやでも起こるようにする」
    である。