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「インターネット通信」の形
これまでに色々な「インターネット通信」アプリケーションが開発されてきています。そして機能付加によって他との差異化を競ってきた結果,ひじょうにバラエティに富んたものになっています。
「インターネット通信」には,メール,ホームページ,電子掲示板,電子会議室,電話,放送,といったタイプがあります。しかし,これらの基本構造は一つです。それはつぎのようになります:
そしてこれに以下の属性の違いが加わって,通信の色々なタイプがでてくるわけです:
- 「Putter」は固定か,それとも「Putter」「Getter」の役割交替があるのか
- 「Put」「Get」のやりとりはリアルタイムか,それとも非リアルタイムか
(ちなみに,「リアルタイム」と「非リアルタイム」の違いは,遅延の程度の違いでしかありません。本質的な区別は立ちません。)
- n=1か,n≧1か
実際,これらの属性によって,つぎのような通信のタイプ分けが得られます:
| 「Putter」固定 (片方向)
| 「Putter」非固定 (双方向)
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| n=1 | n≧1
| n=1 | n≧1
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リアルタイム (一回型)
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| 放送
| 電話
| ミーティング チャット |
非リアルタイム (保存型)
| メール
| ホームページ(狭義)
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| 掲示板・会議室
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