Up 挑発 →「ヒグマ被害」→ 殺処分 作成: 2022-04-03
更新: 2022-04-03


      NHK, 2022-03-31
    札幌市内の三角山でヒグマ調査の2人が
    巣穴出てきたクマに襲われけが
    31日、札幌市西区の自然歩道の三角山〜磐渓ルートの近くヒグマの生態を調べていた男性2人がヒグマに襲われ、頭や腕にけがをしました。
    警察によりますと、札幌市の職員や委託先の職員など、あわせて5人がクマの生態調査を行っていたところ、巣穴から出てきたヒグマ1頭に突然かまれたということです。 40代と50代の委託先の男性職員2人がそれぞれ頭と右腕を負傷し、いずれも意識はあるということです。
    ヒグマは斜面を下って逃げたということです。
    現場は、ふもとまで住宅街が広がる山で、警察は付近の住民に注意を呼びかけています。
    札幌市によりますと、3月14日に自然歩道の利用者から情報提供があったヒグマの冬眠穴の継続調査のため、近づいたところ襲われたということです。  ‥‥‥

      NHK, 2022-04-01
    2人襲った親グマ "追跡" 続く
    巣穴で子グマ2頭発見 札幌
    先月31日に男性2人がヒグマに襲われた北海道・札幌市の三角山で、2頭の子グマを巣窟で発見しました。
    体長約1.5メートル、メスとみられているヒグマは逃げたまま、依然見つかっていません。


    「ヒグマ被害」は,人間がヒグマを挑発した結果である。
    そして人間を襲ったヒグマは,人間を襲う癖がついたということで,殺処分される。

    ヒグマを見た者のマナーは,ヒグマに構わぬことである。
    特に,通報なんかしてはならない。
    通報すると,上のような騒ぎになる。

    知るべし。
    いまの行政は,良識を働かせるということができないシステムになっている。
    良識を働かせたくとも,できないシステムになっている。
    コンプライアンス社会は,良識を封じる社会なのである。


    山は,ヒグマの領分である。
    冬山は,ヒグマの母子が巣穴で冬を越すところである。
    そんなところにわざわざ行くのは,酔狂者である。
    その酔狂者が巣穴の存在をチクり,母グマが子グマを後に残して追われる羽目になる。

     註: 母グマは,子グマを捨てたのではない。
    子グマはまだ赤ん坊なので,雪中の逃避行はできないのである。

    この話は,「ヒグマ被害」の話ではない。
    人間の身勝手の話である。


    北海道に住むことは,「ヒグマのことは,みんなが既に勉強している/させられている」を約束事にすることである。
    よって,通報する必要はない。
    通報なんかしたら,本件のようなことになる。