Up 「子ども本位」 作成: 2012-12-26
更新: 2012-12-26


    教員には,数学の授業をする力が無い。 よって,算数科・数学科の授業で教員に活動的になってもらうためには,数学の授業をする力が無いことを隠してやらねばならない。
    このとき,「子ども本位」が使える。
    すなわち,つぎのロジック (合理化のロジック) を教員が自ら醸成していくよう仕向ける: ,

     1. 数学の授業は,子どもには難しい。
    子どもがわかる・できる内容の授業が,必要な授業である。
    数学の授業は,必要な授業ではない。
     2. 子どもがわかる・できる内容の授業は,教員が自分のいまの数学の力でつくれるものである。
    教員は,自分のいまの数学の力に自足していてよい。
     3. 主題研究は無用である。即ち,「この授業の主題の数学は?」の自問は無用である。
    教員は,専ら指導法を自分の課題にしていればよい。