教員には,数学の授業をする力が無い。
よって,算数科・数学科の授業で教員に活動的になってもらうためには,数学の授業をする力が無いことを隠してやらねばならない。
このとき,「子ども本位」が使える。
すなわち,つぎのロジック (合理化のロジック) を教員が自ら醸成していくよう仕向ける:
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1. |
数学の授業は,子どもには難しい。
子どもがわかる・できる内容の授業が,必要な授業である。
数学の授業は,必要な授業ではない。
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2. |
子どもがわかる・できる内容の授業は,教員が自分のいまの数学の力でつくれるものである。
教員は,自分のいまの数学の力に自足していてよい。
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3. |
主題研究は無用である。即ち,「この授業の主題の数学は?」の自問は無用である。
教員は,専ら指導法を自分の課題にしていればよい。
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