Up 曲率テンソル」? 作成: 2018-01-12
更新: 2018-03-09


    リーマン曲率は,つぎの式に収まった: \[ \begin{align*} [ \nabla_j, \nabla_k ] a_i\ =\ R^t_{\ i\,kj}\ a_t \end{align*} \] ここで, \[ R^t_{\ i\,kj} = \sum_m \left( \Gamma^{m}_{ik} \Gamma^{t}_{mj} - \Gamma^{m}_{ij} \Gamma^{t}_{mk} \right) + \partial_j \Gamma^{t}_{ik} - \partial_k \Gamma^{t}_{ij} \] ある者は,この式を「3 階の共変テンソル」と見る。そして「曲率テンソル」のことばを用いる。
    しかしこれは,「テンソル」の語の濫用というものである。