「投影図」(「見取図」) の授業内容/授業進行は,つぎのようになる:
1.「投影図」の主題の出自──<卑近>から
2.「投影図」の数学
3. 「投影図」の数学の逆用として,投影図を作成
(1) 「投影図」の数学の逆用として投影図が作成されることの捉え
(2) 投影図を作成できるカラダづくり
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1.「投影図」の主題の出自──<卑近>から
2.「投影図」の数学
「投影図」の数学は,以下で示している:
これはもちろん,中学数学ないし小学算数の内容ではない。
中学数学では,つぎが学習内容になる:
- 直線は直線に写る
- 直線の平行関係が,保たれる。
- 一直線上の距離の比が,保たれる
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ここで「一直線上の距離の比が,保たれる」の意味は:
3.「投影図」の数学の逆用として,投影図を作成
「投影図」の<きまり>
- 直線は直線に写る
- 直線の平行関係が,保たれる。
- 一直線上の距離の比が,保たれる
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を逆用して,立体の投影図を作成する。
ゴールは,立体の投影図を自ら作成できるカラダがつくられることである。
「<きまり>を逆用することで投影図が書ける」を確認できてオシマイ (アタマでできたつもりになってオシマイ) というのではない。
重要 : |
<わかったつもり>は,<わかった・できる>ではない。
<わかった・できる>は,カラダが行為できるということである。
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