Up 能力陶冶 作成: 2016-01-06
更新: 2016-02-11


    生物は,世界の構築を成す。
    これを,「能力」の発現と見る。
    ──このように「能力」の概念を立てる。

    世界の構築は,<調整しつつ構築>である。
    調整の各段階は,「能力の段階」に見立てられる。
    そこで,<調整しつつ構築>は,能力の「進化」である。

    こうして,世界を構築・調整する探索は,「能力陶冶」である。


     註: 先に,《「探索」は,「生物」の含蓄》と述べた。
    この「含蓄」は,「能力」を間に挟むことで,つぎの二段構えになる:
     1. 「生きる」は,「自分の能力を開発する」を含蓄する。
       (生きるためには,生きる力をつけねばならない。)
     2. 自分の能力を開発する行動は,「探索」である。