Up 日影移動の幾何 作成: 2021-11-14
更新: 2021-11-14


    地球がつぎの位置にあるとする:

    このときの太陽の方向は,


    棒を平地に垂直に立てる。
    (「平地」の意味は,地球の中心と棒を立てる点を結ぶ直線に対し,垂直。)

    南中時の棒の影を,地面に刻む。
    つぎに,南中時から地球が角度pだけ自転したときの棒の影を,地面に刻む。



    2つの影の跡がつくる角の大きさを,βとする。
    βは,計算しなければ求まらない。( 日影移動の計算)
    しかし,棒の先端とこれの2つの影跡をつないでできる角の大きさは,pであることがわかる。

    なぜなら,
    1. 棒の先端からこれの影跡への方向は,棒の先端から太陽への方向と正反対。

    1. 棒の先端から太陽への方向は,自転の極Nから太陽への方向。