Up 存在=系=波 : 要旨 作成: 2019-06-08
更新: 2019-06-08


    ひとが存在を立てる形は,個である。
    その個は,系である。
    ──これの構成要素を個とするところの系
    かくして,存在は系である。

    系の内容は,《個は連動する》である。
    一つの個の動きに,他の個がつられて動く。

    初動は,この<つられて動く>を以て伝播していく。
    「波動」である。

    個の<つられて動く>は,それ自体が初動になり,逆進行の波が派生する。
    また,波はいろいろな場所で起こり,これらが重なり合う。
    こうして波動は複雑な動きを現していく。
    これが系である。

    以上をまとめて:
      《存在は波動であり,複雑な波動である》