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本テクスト作成の進め方
作成: 2013-03-16
更新: 2013-03-18
このテクストづくりは,画家が絵を描き終わって衆目に晒すという形ではなく,プロセスを衆目に晒しながら絵を描くという形で,行われる。
つぎが理由である:
書くことは,時間との格闘/折り合いである。
さっさと済ませていかないと,後がどんどん閊える。
一作業ごとに一段落をつけるというのが,<さっさと済ませる>の形になる。
そもそも,<書き終わる>というステージが無い。
きょうつくったものは,あしたの修正・上書き・削除を俟つものである。
このやり方は,<恥>の感覚を持っていると,できない。
一方,このやり方を行っていると,<恥>の感覚が無くなっていく。
恥さらしに慣れてしまうわけである。
わたしは,この恥さらしに慣れて,<恥>がわからなくなってしまった者である。