Up 無断変更 作成: 2007-09-02
更新: 2007-09-11


    シラバス検閲の最も悪質な形は,教員個人のシラバスの内容を無断で変更するというものだ。
    これの発生が公になったことは,まだない。 しかし,わたしのいる岩見沢校とは別のところで一部に発生しているということは,伝わってきている。

    これはやってはならないことだ」は,改めて言うまでもない。 しかし,ここで重要なことは,これがどうして起こるのかを理解しておくことである。


    シラバスの無断変更を行う者は,<善意>で行う。
    これは,改竄/粉飾を行う者の<善意>である。

    一般に改竄/粉飾では,改竄/粉飾者はつぎのように思う:

      ほんとうのことが,あるところに知れると,組織が窮地に陥る。
      したがって,組織を救うために,これを改竄/粉飾しなければならない。

    第三者の目には「改竄/粉飾しなければならないようなことか?」と映ることが,当事者にはこれ以上ない大事に見える。そして,改竄/粉飾に及ぶ。
    一旦改竄/粉飾に手を出すと,バレることが恐怖になる。 そこで,隠蔽工作を背負い込むことになる。そして,どんどんおかしな方向に進む (泥沼化)。

    破綻してわれに返ったところで,つぎのことがわかる:

      ほんとうのところで,正々堂々としていればよい。


      公安・検閲
    実績の改竄・粉飾