Up 大学の<生きる>を考える時間スパン 作成: 2005-12-25
更新: 2005-12-25


    上から降りてくる仕事 (雑務) は,大学評価制度への対策物では,1年から数年が展望のスパン。10年単位のスパンで考えているように見えるものが,無い。

    岩見沢校/北海道教育大学の<生きる>は,何年スパンで考えられているか?

      注意: 例えば,「50年スパンで考えている」と口では唱えても,3年分しかその意味を埋められなければ,3年スパンでしか考えてないことになる。


    <生きる>ことを何年スパンで考えるかで,行うこと・大事にするものが,変わってくる。

      極端な例,財務担当者なら目下の予算執行が最優先事項。「大学の大計」というスタンスは自ずと引っ込む。

    長いスパンで考えるときは,組織のおおもとのシーズを大事にする。特に,人材と教育・研究の力 (§ 人材と教育·研究の力を大事にする)。
    逆に,短いスパンで考える (目先しか見ない) とき,組織の肝心なシーズを粗末にし,さらには壊してしまう (§ 部屋/スペースの配分計画)。──組織の本当に大事なシーズは,目先しか見ない眼には,見えてこない。


    大学は,数年のスパンで<生きる>を考えるようなものではない。

    (つづく)