Up 天気図について 作成: 2023-05-26
更新: 2023-05-27


    天気の状況を大局的にを捉えたいときは,500 hPa 面天気図にあたるのがよい。
    天気の状況は大気の状況であり,そして大気の大局的状況は 500 hPa 面天気図においてよく示されるからである。

    そしてその天気図は,earth.nullschool.net の風・気温天気図がよい。
    気圧天気図 (等高度線で気圧を表現) は,特に必要としない。
    気圧の布置は,風・気温天気図から分かるからである。

    即ち,つぎが成り立つ ( 日々の天気を大局的に理解する法):
    1. つぎの3つは同じ:
      • 風の流線
      • 等高度線 (等圧線)
      • 等気温線
    2. つぎの2つは重なる:
      • 気圧の高低 (傾斜)
      • 気温の高低 (傾斜)

    つぎの同時刻 (2023-05-26 09:00) の天気図で,このことを確かめよ:
500 hPa 面天気図──気圧
(Wyoming Weather Web から引用)



500 hPa 面天気図──気温・風
(earth.nullschool.net から引用)
北極中心 (下方に日本)
気温は,赤紫色が濃いほど低い


    地上天気図は,500 hPa 面天気図が表す大気の構造が,地勢によって攪乱されている様である。
    攪乱されているが,低気圧・高気圧の大局は,地上天気図と 500 hPa 面天気図の間でほぼ対応がつく。

    つぎの同時刻 (2023-05-26 09:00) の天気図で,このことを確かめよ:
500 hPa 面天気図──気温・風


地上天気図 (ASAS)