Up 関節角度センサー 作成: 2026-08-02
更新: 2026-08-02

4足歩行ロボット身体感覚系 > 関節角度センサー

    関節角度 (joint angle)
     hip
      大腿リンクと胴体リンクのなす角度
     knee の角度
      大腿リンクと下腿リンクのなす角度
     ankle の角度
      下腿リンクと足先リンクのなす角度
    「角度」 は,回転角度。


    関節角度センサー
     「関節が今どれだけ曲がっているか」(角度) を測る装置

    現前の関節角度センサーは,「エンコーダ (encoder)」 と呼ばれているものになる:
      ロボットの関節は,サーボモータで動く。
      サーボモータの軸にエンコーダ が取り付けられている。
      これの回転量を読み取ることで,,角度がわかる。

    「回転量を読み取る」方式ということで,「ロータリーエンコーダ」 と呼ばれる。

    そしてこれには,つぎの2種類がある:
      インクリメンタルエンコーダ
      アブソリュートエンコーダ


    ○ インクリメンタルエンコーダ
    「変化量の累積 (積分)」で角度を求める:
      回転すると「パルス」が出る
      このパルスを数えることで,角度がわかる

    長所:
      高速応答
      → 動きの速いロボットに向く

    短所:
      ノイズや読み取りミスによる誤差が累積する
      原点(ゼロ位置)を決める必要がある
      電源を切ると角度がわからなくな


    ○ アブソリュートエンコーダ
    構造が,
       円盤 + 光学センサー

    その都度,絶対角度 (absolute angle)を直接読み取る:

      円盤に多ビットのパターンが刻まれている
      光学センサーがそのパターンを読み取る
      読み取ったパターンが「角度そのもの」

    長所
      インクリメンタルエンコーダの短所の逆
      高精度
     → 歩行ロボットの関節には,これ

    短所:
      高価


    角速度は,角度の時間微分 (差分) で求めるのが一般的:
      ω(t) ≈ (θ(t)−θ(t−Δt) ) /Δt

     理由:
      この方法で角速度が出る
      サーボの制御周期は高速なので,差分が安定

    角速度センサーはジャイロということになるが,
      ジャイロはノイズが多い
      関節ごとにこえを付けると,重くなる


    備考
    世界座標系に対する角度(水平面に対する角度)は,求めようとするときは,つぎのものから計算で導くことになる:
      リンクの姿勢(orientation)
      ロボット全体の姿勢(base orientation)
      IMU(慣性センサー)
      前後の関節角度の積み重ね(forward kinematics)