Up 関節トルクNN の入出力形式 作成: 2026-07-27
更新: 2026-07-30


4足歩行ロボット身体体性神経系 > 遠心性関節トルクNN入出力形式

    脳NN が出力する関節動作信号は,シンプルにつぎの形:
      目標の姿勢・勢い = 目標の関節角度・角速度
       = (θ_target, ω_target )
      θ_target = (θ_target(1), ‥‥ , θ_target(12)  
      ω_target = (ω_target(1), ‥‥ , ω_target(12)
      θ_target(k), ω_target(k):
         関節kの目標の関節角度と角速度

    ここで 「12」 は,関節の総数:
      3関節 (hip, knee, ankle) / 脚 × 4脚


    関節トルクNN の入力は,これだけでは不足である。
    即ち,つぎの情報が要る:
      今の姿勢・勢い = 今の関節角度・角速度
       = (θ_now, ω_now )
      θ_now = (θ_now(1), ‥‥ , θ_now(12)  
      ω_now = (ω_nowt(1), ‥‥ , ω_target(12)
      θ_now(k), ω_now(k):
         関節kの今の関節角度と角速度

    行動指令プログラムは,この情報を状態メモリから取り出し,(θ_target, ω_target ) に付け加えて,関節トルクNN の入力とする。


    <関節の動き>
        どれだけ曲げるか
        どんな角速度で動かすか
    には,つぎの含意がある:
     ・どのタイミングで接地するか
     ・どの軌道で足先を動かすか
     ・どの脚をどの方向へ動かすか

    これらは,<関節の動き>に従属する。
    そこで<関節の動き>を NN の入力にするというわけ。


    関節トルクNN は,入力
        ((θ_now, ω_now), (θ_target, ω_target ))
    に対し,関節のサーボモータのトルク
       τ = (τ(1), ‥‥ ,τ(12))
    を出力する。
    τ(k) は,関節kのサーボのトルクで,
        (θ_target(k), ω_target(k))
    を実現することになるもの。


    ここで重要な注意:
    歩行脳NN は,
      時点列 t_0, t_1, ‥‥
    の上で,
      s_0 → a_0 → s_1 → a_1 → ‥‥
    と動作する。
    t_i と t_{i+1} の間隔Δt は,約1秒。

    関節トルクNN は,この時点列とシンクロすることになる。
    τ(k) による (θ_target(k), ω_target(k)) の実現は,時間 Δt の出来事である。