Up 力とフィードバック 作成: 2026-08-10
更新: 2026-08-10

4足歩行ロボット身体身体性力とフィードバック

    動物は,力を入れることで体を動かす。

    「力」 とは?
    「えいっ」とやると,体が動く。
    この 「えいっ」が,力。

    動物モデルとして4足歩行ロボットを考える場合,歩行脳の出力は,「力」 になる。
    そして入力は,直近に出力した力に対する,感覚系からのフィードバック。
    これを参照して,つぎ力を出力する。

    この 「力」 に該当するものは?
    サーボ電流が,いちばん近そうである。
    かくして,歩行脳の出力は,サーボ電流の値。


    しかし,歩行脳は<歩き方>を出力するのではないのか?
    この疑問に対する答えは,
      「電流値の出力が,<歩き方>の出力」,

    歩行は,
      動く関節の惰性
      関節サーボに加えられる電流
    でつくられる。くる。

    歩行脳は,関節の角度・角速度を知らない。
    サーボのトルクも知らない。
    ただ,
      歩行を実現する力 (電流) の加減
    をわかっている。
    実際,歩行脳NN が訓練によって獲得するものは,これである。


    出力の電流値は,動力系のインタフェースに入力され,この値の電流がサーボに流れる。

    サーボに流れている電流に対し,サーボの電流センサーがその値を検知し,歩行脳に上げる。
    そして,歩行脳の入力になる。


    歩行脳の入力は,感覚系から上がってくるデータであり,サーボ電流センサーはこの感覚系に含まれる。

    歩行脳は,感覚系からのデータを,直近の出力のフィードバックに用いる。
    その内容に特に問題がないことは,歩行生成が自動モードであることを意味する。
    その内容が,異常発生や行動形のシフトの必要性を示すものであるとき,歩行脳は制御モードに入る。

    制御モードは,よさそうな電流値の試行錯誤。
    この試行錯誤の加減も,歩行脳NN が訓練で獲得する能力の
      歩行を実現する力 (電流) の加減
    のうちである。