Up <悪をヘイト> : 要旨 作成: 2019-08-12
更新: 2019-08-12


    シャモヘイトは,<悪をヘイト>タイプのヘイトである。
    「シャモ」を悪として立て,ヘイトする。

    <悪をヘイト>のエネルギーは,怨念 (ルサンチマン) である。
    この怨念は,イデオロギーによって合理化・強化される。
    そのイデオロギーは,「平等」イデオロギーとしての左翼イデオロギーである。

    シャモヘイトの場合は,1960年代後半に盛り上がった左翼イデオロギーが,これを醸成することになった。
    このイデオロギーの中に「民族解放」のイデオロギーがあり (特に,毛沢東文化大革命の中国が発信してくるイデオロギー),これが「アイヌ」に適用されたのである。
    「革命家」太田竜の煽動,本多勝一ら社会主義ルポライターの教導,社会党国会議員岡田春夫による中国訪問団のプロデュース等があり,様式を得たシャモヘイトの登場となった。