Up 本テクストについて 作成: 2011-01-11
更新: 2011-01-11


    本テクストは,数学の数の意味を述べようとするものであり,「数学の数」の総論である。
    この総論は各論と相伴う必要があるが,各論として既につぎのテクストを作成している:
      『いろいろな数がつくられるしくみ』
    『いろいろな数が「数」であること』
    『四元数』
    『量計算の論理』
    この4テクストは,本テクストの内容をベースにしていることになる。

    本テクストは,総論であるために,《例をともなわせながら読む》ができなければ「何を言っているのかさっぱりわからない!」になってしまう。そこでこの内容にすぐに入っていけない読者は,つぎのように本テクストを用いられたい。

    すなわち,最初に本テクストを一通り読んで,論のだいたいの方向性をつかむ。 ──だいたいの雰囲気をつかむといった程度でかまわない。
    それから,上の4本のテクストを読む。
    ただし,『四元数』は,数学の専門性をかなり要するので,読みにくければ,とばしてよい。
    各テクストに,本テクストの内容がある。 そこで,適宜本テクストを参照するようにする。
    そして最後に,本テクストに還ってくる。
    今度は,本テクストが読めるはずである。