Up 「Raspberry Pi を GoPiGo の頭脳にする」とは? 作成: 2021-01-24
更新: 2021-03-11


    「コンピュータ」は,先ず CPU のことである。
    コンピュータ本体は,CPU である。

    これに周辺機器をつなげて,機能が拡張したコンピュータを構築する。
    現前の「コンピュータ」は,これである。

    周辺機器のつなげかたは,<CPU + インタフェース + 周辺機器>である。
    インタフェースは,「カード装着」の形で実現する。
    ディスプレイだとビデオカードを挿す,という具合。

    周辺機器の操作は,コンピュータプログラムでする。
    コンピュータプログラムは,単体でつくっていたら非効率なので,つぎのソフトウェア階層構造で実現する:
      <OS - ライブラリ - アプリケーション>


    GoPiGo は,<インタフェース + 周辺機器>製品である。
    製品名「ベースキット」の GoPiGo だと,カード,モータ− (車輪つき) のセットになる。
    そして「カード装着」の形は,「RaspberryPi の GPIOピンに挿す」である。


    GoPiGo プログラミングは,ハードウェア・ソフトウェア階層に依存する。
    逆に,どんな形でプログラミングをしたいかで,ハードウェア・ソフトウェア階層の形を考えることになる。

    ハードウェア・ソフトウェア階層の形は,現状で考えられるのはつぎの2通りである:

    階層構造体は,隣合う階層がぴったりはまることで機能する,というものである。
    階層が増えれば,互いの相性問題が複雑になり,そしてハードウェアのキャパシティが問題になってくる。
    実際,上図の右「Ubuntu+ROS」は,機能するに至らないというのが現状である。
    現状では,左を択るのみである。