Up 移動覚とは何か 作成: 2026-07-10
更新: 2026-07-18

4足歩行ロボット身体 > 感覚系位置覚とは何か

    動物には,「帰巣本能」 が観察される。
    この能力は,人間には不可思議である。
    そこで,「本能」 と言って済ませる。
    実際,「本能」 で済ませないと,動物が高度な解析計算 (計算式不明) をやっていることになる:
      磁気を計測し,計測データの計算で位置を割り出す
      天体を観測し,観測データの計算で位置を割り出す

    帰巣動物は,外界を計測・観測して帰巣しているわけではない。
    動物は,外界の
       「あっちへ行きな」
       「こっちへおいで」
    の 「声」 に導かれて,帰巣を果たしていることになる。


    貯食をする動物は,貯食の場所に行くとき,計算しているわけではない。
    何かの 「声」 が導いていることになる。


    ミツバチの個体は,「ダンス」 によって他の個体に特定の場所を知らせる。
    しかし,「ダンス」 を見るのは,上から見る人間観察者である。
    回りを取り囲む個体は,混雑の中にあって,ダンスは見えない。
    彼らは,「声」 を聴いている。
    そしてそれを,自分の内に納める。

      「ひとの話を聴く」 は,「唇の動きを読む」 ではない。
      「声を聴く」 である。
      ミツバチのダンスは,「唇の動き」 にあたる。
      回りの個体が受け取るのは,「声」 である。


    動物は,位置を知らせる 「声」 によって位置を知る。
    この
      「声」 を聴く・位置を知る
    を,つぎの構造に解釈する:
      移動を感覚する
      移動の感覚から位置を認知する

    「移動を感覚」 と 「位置の認知」 に分けるのは,つぎのように思えるからである:
      「位置の感覚」 は,短絡的
      「位置を知る」 は,「位置を割り出す」 が自然