Up モータドライバ IC とは 作成: 2026-09-14
更新: 2026-09-20

4足歩行ロボット自律型コンピュータハードウェアモータドライバ IC

    「モータドライバ IC」 とは?

    先ず,このことばはミスリーディングである。
    即ち,
      「モータドライバを実現している IC」
    のように読めてしまう。
    そして,このような製品があると思わせてしまう。


    IC である 「モータドライバ IC」 は,
      「モータドライバ (ソフトウェア) が使う IC」

    IC は,あくまでも電子回路。
    CPU をもつ MCU とは違う。
    「モータドライバ」 にはならない。

    実際,モータドライバは,MCU におく。
    モータドライバが使うつぎのしくみは,IC には属さない:
        電流センサ
        PI 制御器
        PWM 生成器
        レジスタ群

    電流センサは,IC が出力する電流を拾う形のものとして,別途つくる。
    PWM 生成器,レジスタ群は,MCU の中に既設。
    そして,PI 制御器は,ユーザがプログラミングしてつくるものである。


    モータドライバが生成する PWM は,
      MCU のタイマ (PWM) 端子
      IC の PWM 端子
    の結線で,IC の中の MOSFET ブリッジ (Hブリッジ) 回路に伝送される。
    この回路で,PWM の電圧矩形波が増幅される。
    そしてその 「平均電圧」 に応ずる電流が,モータ電流になる。

    IC は,真空管の電流増幅と同じことをやっている。
    実際,「モータドライバ IC」 のことばのミスリーディングからのがれる方法は,真空管 をこれの 「適切な比喩」 にすることである。