| Up | 「物流」 モデル | 作成: 2026-09-23 更新: 2026-10-01 |
物流は,物を送り出す側と受け取る側が,それぞれ自分のペースで動く。 そこで,受け渡しのバッファとして,倉庫を導入する。 ロボットのデータ流通は,これと同じになる。 物流は,経路がつぎのようにある: ┌──────┐ ┌─│ 工場 │←┐ 出力│ └──────┘ │入力 │ (製造) │ ┌─────│──────────│─────┐ │ │ ┌──────┐ │ │ │┌───┐└→│ │─┘┌───┐│ ││入荷庫│─→│ 倉庫係 │─→│出荷庫││ │└───┘ │ │ └───┘│ │ ↑ └──────┘ │ │ └──│──────<店舗>──────│──┘ │資材 製品│ │ (流通ループ) ↓ ┌────────────────────┐ │ 卸業ネットワーク │ └────────────────────┘ 経路のたどり方は1つではない──物の流れは色々になる。 シンプルな流れは: → 倉庫係 ─(資材を工場用に成形)→ 出荷庫 → 工場 ─(製品)→ 入荷庫 → 倉庫係 ─(製品を出荷用に成形)→ 出荷庫 → 卸業ネットワーク データ流通をこれに寄せると: ┌──────┐ ┌─│デバイスA │←┐ 出力│ └──────┘ │入力 │ (処理) │ │ ┌─────│──────────│─────┐ │ │ ┌──────┐ │ │ │┌───┐└→│ │─┘┌───┐│ ││IN │─→│アルゴリズ │─→│OUT││ │└───┘ │ │ └───┘│ │ ↑ └──────┘ │ │ └──│─────<Aストア>─────│──┘ │データ データ│ │ (データ流通ループ) ↓ ┌────────────────────┐ │ 通信ネットワーク │ └────────────────────┘ ここで,「IN・OUT」 は,データを一時保存するバッファメモリ。 注意点として, IN は,ネットワークから入って来るもの用 OUT は,ネットワークへ出て行くもの用 IN・OUT どちらかのあることが必要 しかし,両方がある必要はない 実際,ここで設計するストアのうち,モータ,IMU, 接地センサ,カメラの4つのストアは, IMU・接地・カメラのストアには,IN が無い モータストア: ┌──<モータ>──┐ │モータ │ IC │←─┐ └────┴─│──┘ PWM ┌─モータ電圧─┘ │ │ (処理=PI制御ループ)│ ┌────ADC───────────タイマ─┐ │ │ ┌───────┐ │ │ │┌───┐└→│ │───┘ │ ││IN │─→│ アルゴリズ │ │ │└───┘ │ │ │ │ ↑ └───────┘ │ └──│────<モータストア>───────┘ │I2C 目標電流値 (データ流通) ┌──│───────────────────┐ │歩行脳NNスト │ │ 通信ネットワーク │ └──────────────────────┘ ストアの形・内容は,ストアの位置によって,大きく変わる。 先ず,SBC におくストアは, ROS2 の Pub/Sub を<使えたら>, これを使う になる。 <この場合>,IN/OUT のバッファメモリは ROS2 が担当する。 MCU におくストアは,ROS2 の Pub/Sub の埒外。 MCU 内での IN/OUT の設定・運用が,ストアのプログラムの内容に含まれる。 SBC のストアの MCU 内のメモリからデータを取得 も,ROS2 の Pub/Sub の埒外。 データ取得の処理が,ストアプログラムの内容に含まれる。 |