更新履歴 (●は,画像あり)
2019-12-13●──実験開始
2019-12-15●
2019-12-15a●
2019-12-16
2019-12-17●
2019-12-17a●
2019-12-18
2019-12-19
2019-12-19a
──考察 : <自分>の契機
2019-12-21●
2019-12-23
──考察 : <♂は鏡を調べない>の含蓄
2019-12-25
2019-12-26
──考察 : 個性?性差?
2020-01-10
──考察 : 鏡像アニミズム
2020-01-10a
──考察 : 変容
2020-01-20●
──鏡の止めネジの蓋を外す
2020-01-20
──考察 : <鏡をつつく>の意味
2020-01-21● ──鏡を追加
2020-01-22●
2020-01-24●
2020-01-27●
2020-02-05● ──割れた鏡で 😢
2020-02-29●
2020-03-12●
──鏡像を自分だと承知している?
2020-03-20●
──鏡の配置に変化をつける
2020-03-22● ──合わせ鏡
2020-03-27● ──続・合わせ鏡
2020-03-29● ──続続・合わせ鏡
2020-03-30 ── 観察実験終了
2020-04-12 ──ガラスが鏡に
2020-04-14● ──鏡を設置
2020-04-15●
2020-04-16
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- 「ハシボソガラスは鏡にどう対するか──どう対するようになるか」の観察実験を,ボソ01 に対して行う。
- 方法
- ボソ01 に対し鏡を鏡として現す。
そのために,<鏡を持ってくる・設置する・取り外す・撤収する>の様を,その都度ボソ01 に見せる。
- 鏡は,サイズが 91cm × 35cm。
- これを,ボソ01 が慣れているオープンスペースに,置く。
- 鏡と対面させるために,餌を用いる。
- 「鏡」は,そもそもどんな主題か?
「自己認識」?
それ以前に,存在論──「存在するが存在しない」というパラドクス──である。
というわけで本実験観察は,《ハシボソガラスは鏡とどう折り合いをつけていくことになるか?》を調べようとするもの,ということになる。
- カラスが鏡を見てびっくりする様からカラスの知能を判じるのは,「未開人」が鏡を見てびっくりする様から「未開人」の知能を判じるのと同じである。
鏡が無い文化の者には,鏡は学習課題である。
知能は,《最初のびっくりから後,学習でどう変わっていくか》で判じられる。
- かくしてこの実験の肝心は,できるだけすみやかに,ボソ01 に鏡がトリックだとわからせることである。
──ボソ01 において鏡像は,リアリティではなくバーチャルリアリティとして収まってもらわねばならない。
<瞞す (存在論を背負い込ませる)>になってはならないということである。
ボソ01 にとっては甚だ迷惑な実験である。許せ。
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