Up | 組織論 | 作成: 2009-09-26 更新: 2011-10-20 |
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0.0 はじめに 0.1 全体の要旨
1.0 要旨 1.1 組織の立ち上げ 1.1.0 要旨 1.1.1 組織の原理:「自分が育つためにみんなで育つ」 1.2 組織力学の発生 1.2.0 要旨 1.2.1 組織矛盾の発生・顕在化・顕著化 1.2.2 派閥/セクトの発生 1.2.3 イデオロギーの発生 1.2.4 しがらみの発生 1.2.5 利権の発生 1.2.6 権力の発生 1.2.7 管理の発生 1.2.8 外面(そとづら) の発生 1.3 管理主義 1.3.0 要旨 1.3.1 官僚主義 1.3.2 事なかれ主義 1.3.3 コンプライアンス(体面・体裁)主義 1.3.4 全体主義 1.3.5 恐怖政治 (内弁慶) 1.4 組織の所与化 1.4.0 要旨 1.4.1 惰性 1.4.2 世代交代──初心・歴史の忘却 1.5 「改革」──組織の基盤破壊 1.5.0 要旨 1.5.1 「改革」の気運 1.5.2 「改革」のつもりで,組織の基盤破壊をする 1.5.3 「改革」は管理主義に進む 1.5.4 組織の迷走 1.6 自由思想 1.6.0 要旨 1.6.1 組織幻想 -対- 自由思想 1.6.2 「個の多様性」の思想 1.6.3 原理・本質主義 1.7 衰退と死 1.7.0 要旨 1.7.1 組織の理由 (「自分が育つためにみんなで育つ」) の消滅 1.7.2 衰退の一途 1.7.3 死
2.0 要旨 2.1 二つの組織論──木本と草本 2.1.0 要旨 2.1.1 木本と草本の構造対比 2.1.2 草本タイプの組織論──「ベンチャー」「金融立国」 2.1.3 木本タイプの組織論──「老舗」「文化立国」 2.2 組織の空気──文化 2.2.0 要旨 2.2.1 初心の継承 2.2.2 伝統 2.2.3 組織の空気の機微──移転/異動/再編で消滅,回復困難
3.0 要旨 3.1 人事の原理 :「身びいき」 3.1.0 要旨 3.1.1 「身びいき」は,「組織」の含意 ──組織原理 :「自分が育つためにみんなで育つ」 3.1.2 「身びいき」は,人事の原理 3.2 「身びいき」の力学 3.2.0 要旨 3.2.1 「身びいき」は,利権に進む 3.2.2 「身びいき」は,権力の手法になる 3.3 人事の「改革」:業績主義 3.3.0 要旨 3.3.1 業績主義 : 身びいきを悪者化 3.3.2 業績主義のご都合主義 : 自分は適用外 3.3.3 業績主義の背理: ──組織原理 (「自分が育つためにみんなで育つ」) の否定 3.3.4 業績主義の終点:優秀者テナント業 3.4 人事の透明性の実現 3.4.0 要旨 3.4.1 「業績本位」を自明化する論の幼稚 3.4.2 「公募」を自明化する論の幼稚 3.4.3 「人事の透明性」を自明化する論の幼稚 3.4.4 「人事の透明性の実現」の内容となるべきもの 3.5 参考事例:医局制度廃止で医療が崩壊 3.5.0 要旨 3.5.1 医局制度の意味 3.5.2 医局制度を悪者化──「白い巨塔」 3.5.3 「改革」: 医局制度廃止 3.5.4 医局制度廃止による医療崩壊 3.5.5 教訓
4.0 要旨 4.1 懲戒処分のロジック 4.1.0 要旨 4.1.1 「役職の不作為」の規準 4.2 「責任」に関するトップの役割 4.2.0 要旨 4.2.1 失敗は,特定個人の「役職の不作為」に帰せられない 4.2.2 <長>の意味:組織で起こる失敗の責任を一手に負う者 4.3 懲罰のトップダウン──トップが自分の役割を勘違い・放棄 4.3.0 要旨 4.3.1 「コンプライアンス」の了見違い──処分対象者狩り 4.3.2 臆病・保身 4.3.3 事なかれ主義 4.3.4 外面(そとづら)優先 4.3.5 懲罰体制を敷く 4.4 懲罰体制の「効果」 4.4.0 要旨 4.4.1 組織に対し「トップ失格」を印象づける 4.4.2 懲罰体制を下方に順送り 4.4.3 事なかれ主義の蔓延 4.4.4 担当回避の風土を醸成
5.0 おわりに |