Up コリオリ力が風を曲げるとは 作成: 2022-06-24
更新: 2022-08-07


    風は,なめらかに流れる (角々には流れない)。
    「なめらかに流れる」とは,「局所的に直進」ということである。

    局所的直進に対して作用する力が無ければ,風は直進することになる。
    特に,地表からどんどん離れることになる。
    風は,そうはならない。
    何が風を地表につなぎとめているか?
    重力と粘性である。

    地表につなぎとめられている風の局所的直進は,<地球の接平面上の局所的直進>である。
    この局所的直進を延長した直進軌道は,地球球体の大円になる。


    直進は様々な要因によって曲げられる。
    要因の1つとして「地球の自転に起因する力」が考えられてくる。
    遠心力/コリオリ力である。

    風の流れに対する遠心力/コリオリ力の影響は,実際は僅かである。
    しかし気象学の大気力学は,風の流れの曲がりを専ら遠心力/コリオリ力で説明しようとする。
    しかも「コリオリ力」の捉えが「見かけの力」ときている。
    コリオリ力をわかっていないのである。