Up | 津波 | 作成: 2016-03-23 更新: 2021-03-12 |
『大災害生態学』 |
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0.1 はじめに
1.0 要旨── 1.1 「被災者」の多様性 1.1.0 要旨 1.1.1 公務員 1.1.2 農業・畜産業 1.1.3 漁業 1.1.4 自営業 1.1.5 被雇用者 1.1.6 年金生活者 1.1.7 被保護者 1.2 災害後の進路の多様性 1.2.0 要旨 1.2.1 「人それぞれ」「一緒ではない」を知る 1.2.2 「連帯・復興」キャンペーンの欺瞞
2.0 要旨 2.1 「復興」キャンペーン 2.1.0 要旨 2.1.1 <遷移>を「復興」と強弁 2.1.2 「復興」のことばの独り歩き──思考停止 2.1.3 理の抑制──「裸の王様」劇を演ずる 2.1 去る者-対-残る者 2.1.0 要旨 2.1.1 勤め人-対-自営業者 2.1.2 現役世代-対-退役世代 2.1.3 「復興」キャンペーンが,対立構図を隠蔽 2.2 官製「復興」 2.2.0 要旨 2.2.1 「復興庁」 2.2.2 官製事業は箱物事業──官製「復興」事業は土木事業 2.2.3 制度・慣例の縛り 2.2.4 施策は一律── 「復興」はひとそれぞれ 2.2.5 「地域防災計画」を絡めてしまう 2.3 「復興」の無理構造 2.3.0 要旨 2.3.1 「復興」は,土木事業とは違う 2.3.2 行政/施策依存──永久待機 2.3.3 「復興」に付き合えるのは,自営業者と退役世代 2.3.4 「復興」キャンペーンは,現行「復興」事業の固定化 2.3.5 できないことは,できない 2.4 管理・統制主義 2.4.0 要旨 2.4.1 安全囲い込み 2.4.2 安全社会主義 2.5 デザイナー 2.5.0 要旨 2.5.1 「防災専門家」 2.5.2 「リスクヘッジ」 2.5.3 「コミュニティーデザイン」 2.5.4 「生活」の不在──「テーマパーク」 2.6 「復興事業」 2.6.0 要旨 2.6.1 箱物行政 2.6.2 「復興」ビジネス 2.6.3 「支援」ビジネス
3.0 要旨 3.1 訴訟社会 3.1.0 3.1.1 要旨 3.1.2 「天災」を「人災」化するロジック 3.1.3 裁判制度の矛盾 3.2 相互不信・嫌気の雰囲気醸成 3.2.0 要旨 3.3 「良識」 3.3.0 要旨 3.3.1 「良識」の形 3.3.2 「良識」の意味
4.0 要旨 4.1 偏向取材──非リアル 4.1.0 要旨 4.1.1 取材対象の偏り 4.1.2 映像カット 4.1.3 絵になるものを選ぶ 4.1.4 美談構成 4.1.5 <普通>の除外 4.2 無難 4.2.0 要旨 4.2.1 番組づくりのための番組づくり 4.2.2 型通り,お定まり 4.2.3 「専門家」
5.0 要旨 5.1 「災害」は風化する 5.1.0 要旨 5.2 「連帯」の風化 5.2.0 要旨 5.3 「関心」の風化 5.3.0 要旨 5.3.1 「関心」の飽き 5.3.2 報道の偏向とマンネリに対する嫌気 5.3.3 「災害対策」の欺瞞に対する嫌気 5.3.4 「復興」キャンペーンの欺瞞に対する嫌気 5.4 生活 5.4.0 要旨 5.4.1 「災害」は,これを卒業する 5.4.2 「災害への備え」は,これを無理と定める 5.4.3 他人の災害は,これを他人事とする
6.0 要旨 6.1 人の分際 6.1.0 要旨 6.1.1 科学の分際を知る 6.1.2 「専門家」 6.2 <災害と付き合う> 6.2.0 要旨 6.2.1 智慧としての「運命論」 6.2.2 「大智如愚」
7.1 おわりに |