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Making 『「
学校数学の勉強は何のため?
」の答え』
作成: 2013-01-17
更新: 2017-08-19
「
学校数学の勉強は何のため?
」の現時点答え
(更新 2017-08-19)
テクスト化作業 :『「
学校数学の勉強は何のため?
」の答え 』
Making :『「学校数学」論 』
「
学校数学は何のため?
」
「学校数学」論は,「
学校数学とは何か?
」の論。
「
学校数学の勉強は何のため?
」
「
学校数学とは何か?
」の論は,「
学校数学の勉強は何のため?
」の答えづくり。
主題 : 生徒の側からの「
学校数学の勉強は何のため?
」の答えづくり
「
学校数学の勉強は何のため?
」の問いを立てる/発する主体に,つぎの2通りがある:
勉強の当事者である個人 (生徒)
学校数学の成果を回収する組織 (国,社会,経済団体等々)
個人は,勉強の意味/理由不明から,「
学校数学の勉強は何のため?
」の問いを立てる。
組織は,組織の論理を「学校数学に対する社会の要求」の形に仕立てるとき,「
学校数学の勉強は何のため?
」の問いを立てる。
個人は,自分が属する組織の論理 (「社会の要求」) に自らを従わせる。
生徒の側からの「
学校数学の勉強は何のため?
」は,組織の論理の「
学校数学の勉強は何のため?
」にはぐらかされ,散らされる。
本論考は,生徒の側からの「
学校数学の勉強は何のため?
」を保持して,これの答えづくりを主題化する。
論考の流れ図:
問い :「
学校数学は何のため?
」
・
学校数学の無目的──「学校数学=生態系」
(問いのシフト)
問い :「
学校数学から何が得られる?
」
・
「誰にどんな得」で,多様性
・
組織の論理が立てる「得」がある
・
「勉強する者すべてにどんな得」が根本
(問いの画定)
問い :「
学校数学の勉強は,
自分に
どんな得がある?
」(生徒)
・現前 : 学校数学は「何でもあり」
・
学校数学の無規準──「学校数学=生態系」
(問いの画定)
問い :「
自分の
学校数学の勉強は,
自分に
どんな得がある?
」(生徒)
・
学校数学は「形式陶冶」として立つのみ
・
学校数学の「無用の用」
(暫定的答え)
答え :「
得は,<形式>
」
・
「形式陶冶説批判」とは何であったのか?
・
「学校数学=形式陶冶」の「形式」とは?
答え :「
得は,外界の形式が自分に届くカラダ
」
(問いのシフト)
問い :「
自分
の学校数学の勉強とこれの得は,
他
と比べてどんな?
」(生徒)
・
<特個>と<形式>の関係
・
<特個>の独自性
・
算数の授業は,なんでああなのか
・
学校数学は進歩しない
答え :「
授業運
」
(テクスト)
『「
学校数学の勉強は何のため?
」の答え』
「答え :「
得は,外界の形式が自分に届くカラダ
」」までの論考のダイジェスト
論文:
「学校数学=形式陶冶」論の方法