Up 学校数学出口論の構造──出口論が学校数学をリードする理論である理由 作成: 2008-09-13
更新: 2013-07-10


「学校数学」論 ──「学校数学の勉強は何のため?




『「数学的リテラシー」とはどういう問題か?』
    
(作業中)


 0 要旨

 1 イントロ
  1.1 内容の概略 (忙しい読者のためのダイジェスト版)
  1.2 要約

 2 論考の立場,ねらい,構成 (ストーリー)
  2.1 論考の立場
  2.2 論考のねらい:出口論現象学
  2.3 論考の構成 (ストーリ展開)

 3 出口論
  3.0 要旨
  3.1 出口論の論点化
  3.2 出口論の存在
  3.3 出口論の繰り返し
  3.4 OECD-PISA──競争力主義/経済主義
  3.5 出口論の型──表象主義
  3.6 出口論と指導課程の関係
  3.7 出口論の意義は,指導課程づくりとは別のところに

 4 出口論の現前とその意味
  4.0 要旨
  4.1 出口論の現前とその意味:系の生命活動
     ──パラダイム論

  4.2 出口論の役割充足のしくみ
  4.3 出口論のディレンマ:生命活動=破壊活動
  4.4 出口論のモーメント:成果主義──疎外論

  Cf. <出口→学校数学>に対する<学校数学→出口>

 5 出口論のライフサイクルとその力学
  5.0 要旨
  5.1 出口論のライフサイクル:<攪乱─復旧>
  5.2 新規出口論登場の力学
  5.3 <下降>の力学

 6 出口論の文化相対性
  6.0 要旨
  6.1 出口論/好ましい人間像の文化相対性
  6.2 出口論/好ましい人間像をつくる文化
  6.3 アメリカ文化の出口論/好ましい人間像への同調
  6.4 OECD

 7 出口論の言語・存在論
  7.0 要旨
  7.1 出口論の条件:分析主義・表象主義
  7.3 存在とことば
     ──ことばにした<能力>のリアリティ

  7.5 <出口論─指導課程>写像論
  7.6 写像論のカテゴリー・ミステイク

 8 「経済効果」が,出口論の効用・意義
  8.0 要旨
  8.1 成果主義
  8.2 出口論ビジネス
  8.3 出口論の意義は経済効果
  8.4 組織活性化の機能
  8.5 『学習指導要領』
  8.6 「パラダイム」

 9 出口論は,しくみとしてよくできている
  9.0 要旨
  9.1 研究活動に<入りやすい>
  9.2 研究活動を<長期間やっていける>
  9.3 研究活動で<前と同じことを繰り返せる>

 10 出口論の破壊性──出口論のディレンマ
  10.0 要旨
  10.1 「人間陶冶」がおかしく設定される
  10.2 授業内容,指導法がおかしくなる
  10.3 体系が壊される

 11 「数学的リテラシー」
  11.0 序
  11.1 はじめに──論考の趣旨
  11.2 要旨
  11.3 本論考が提起する論点
  11.4 論考の内容構成
  11.5 結論──「数学的リテラシー」とはどういう問題か
  11.6 おわりに
  11.7 参考文献

 12 <数学>の困難
  12.0 要旨
  12.1 <数学>の固有領域画定の困難
  12.2 <数学>は<数学>に戻る

 13 学校数学と出口論の関係づけ
  13.0 要旨
  13.1 学校数学と出口論の順序関係づけ──2タイプ
  13.2 「数学」と「数学
  13.3 <目的-手段>論と非<目的-手段>論
  13.4 「数学」の困難と「数学」の困難
  13.5 本論考の立場 :「数学」(実質陶冶) で一般陶冶」
  13.6 成長論 (「数学のカラダ」論) へ
  13.7 論考の構成

 14 経済主義の出口論に対する批判
  14.0 要旨
  14.1 出口論批判
  14.2 経済主義批判

 15 結論

 16 引用文献・参考文献