Up | 「学校数学の勉強は何のため?」の主題化 | 作成: 2013-01-17 更新: 2013-01-17 |
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要約 0.1 全体論考の中の,本論考の位置 0.2 要旨 0.3 はじめに
1.0 要旨 1.1 「学校数学の勉強は何のため?」の問いの現前 1.1.0 要旨 1.1.1 生徒の訴え :「どうして数学を勉強しなくてはならないのか?」 1.1.2 教員の自問 :「どうして数学を勉強させなくてはならないのか?」 1.1.3 数学教員養成者/数学教育研究者の自問 :「なぜ学校数学か?」 1.2 「学校数学の勉強は何のため?」への答えの状況 1.2.0 要旨 1.2.1 所与・惰性としての学校数学──意義についての思考停止 1.2.2 学校数学の意義の問いの発生と消沈 1.2.3 「数学を -対- 数学で」──学校数学の振り子運動に 1.2.4 経済主義の出口論 1.3 「学校数学の勉強は何のため?」の答えを課題化 1.3.0 要旨 1.3.1 「数学の勉強は何のため?」は,満足に答えられていない 1.3.2 「数学の勉強は何のため?」の問いには,答えることが必要 1.3.3 「数学の勉強は何のため?」の答えづくりは,学術的課題になる 1.3.4 「数学の勉強」のとらえから始まる 1.4 「学校数学の勉強は何のため?」の答えの構想 1.4.0 要旨 1.4.1 全体主題 :「数学の勉強は何のため?」に答える 1.4.2 「何のため」論は,目的論ではない 1.4.3 ストーリー 1.4.4 論考の構成
2.0 要旨 2.1 「数学の勉強」の多様性 2.1.0 要旨 2.1.1 両極 :「数学の探求」と「数学の授業を受ける」 2.1.2 学校数学は,「何でもあり」 2.1.3 「学校数学の勉強と区別される数学の勉強」も多様 2.1.4 「数学の勉強」は, 主観の自称 2.2 「数学の勉強」の措定 2.2.0 要旨 2.2.1 「無用の数学の勉強」 2.2.2 「形式陶冶としての 「数学の勉強」」の措定
3.0 要旨 3.1 問い「学校数学の勉強は何のため?」の主題化 3.1.0 要旨 3.1.1 主題化の理由 3.1.2 主題の展開方法
4.0 要旨 4.1 生徒の側からの「学校数学の勉強は何のため?」 4.1.0 要旨 4.1.1 所与 (学校数学) と自分の齟齬 4.1.2 「自分にどんな得がある?」 4.2 「学校数学の勉強は自分にどんな得がある?」の画定 4.2.0 要旨 4.2.1 目的論に対し線引き 4.2.2 道具主義に対し線引き 4.2.3 「社会の要求」に対し線引き 4.3 「自分にどんな得がある?」の答えは,<形式> 4.3.0 要旨 4.3.1 「得は, <形式>」を答えに ──「形式陶冶」論へ
5.0 要旨 5.1 「学校数学=形式陶冶」の理論の構想 5.1.0 要旨 5.1.1 <形式>のヒント:《成長は,堆積と風化》 5.1.2 <形式>の表現 :「強いカラダ」 5.1.3 「学校数学=形式陶冶 」論へ ──「学校数学は強いカラダをつくる」論として
6.0 要旨 6.1 「学校数学」の現象論へ ──「学校数学は何をするもの?」 6.1.0 要旨 6.1.1 学校数学の所与性 6.1.2 所与性を現象論へ ──「学校数学は何をするもの?」 6.1.3 「学校数学は何をするもの?」が求めていない答え 6.2 学校数学は「何でもあり」──「何かをするものではない」 6.2.0 要旨 6.2.1 「何でもあり」──授業は教員の自分本位 6.2.2 「何でもあり」──学校数学は生態系 6.2.3 「何でもあり」論の方法
7.0 要旨 7.1 「学校数学」の相対性を自分論に加える 7.1.0 要旨 7.1.1 「学校数学」の相対性を自分論に加える 7.1.2 「自分の学校数学の勉強は,自分にどんな得がある?」 7.1.3 「得は,<強いカラダ>」を答えに 7.1.4 「授業等価」論へ
8. おわりに |