- 参考/情報サイト
- 参考文献
- Levy, Steven Artificial life : The quest for a new creation.
Pantheon Books, 1992.
服部桂[訳]『人工生命──デジタル生物の創造者たち』, 朝日新聞社, 1996.
- Waldrop, M.Mitchell ; Complexity ─ The emerging science at the edge of order and chaos.
Simon & Schuster, 1992.
田中三彦・遠山峻征[訳]『複雑系』, 新潮社, 1996. 「第6章 生命はカオスの縁に」
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Langton (『人工生命──デジタル生物の創造者たち』から引用)
pp.147,148
(「A-life I」(1987) 開催告示)
人工生命は、自然の生命系に特有のふるまいを示す人工的なシステムについての研究である。
これは生命というものを、地球に生じた特別な例に限定せず、可能なかぎりの表現を通して説明しようとするものである。
これには生物学や化学の実験、コンピュータによるシミュレーション、純粋に理論的な研究が含まれる。
分子、社会、進化の規模で起こる過程もその対象となる。
究極の目標は、生命系の論理形式を抽出することである。
電子工学や遺伝子工学によって、いままでの〈試験管内 (in vitro)〉ばかりか、〈シリコン内 (in silico)〉にも新しい生命形態を作り出すことができるだろう。
これによって人類は、いままでで最も深い技術的、理論的、倫理的な問題に直面することになるだろう。
p.153.
生命の本質は,その素材ではない。
生命は力学的な物理過程
その過程を複製することで,もともとは活性のない物質にそれが『出現する』ようにすれば,生命を創造したことになる。
このことは,材料とは無関係だ。
それはコンピュータを使ってもできる
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