Up | 「指導」と称する処分の構造と含蓄 ──「指導」が<脅迫>と<卑屈>の場になることへの警鐘── |
作成: 2013-12-12 更新: 2013-12-15 |
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0 はじめに
1.1 規則が守られない理由 1.1.0 要旨 1.1.1 問題発生を確率で考える 1.1.2 「規則」を実質で考える 1.1.3 「お互い様」を見る 1.2 「不祥事」をつくり出す構造 1.2.0 要旨 1.2.1 時代性──コンプライアンス時代 1.2.2 マニュアル主義/瑣末主義 1.2.3 事なかれ主義 1.2.4 潔癖主義
2.1 「指導」の意味 2.1.0 要旨 2.1.1 大学は,罰則を用いない文化をやってきた 2.1.2 「指導」の意味 2.2 罰則を用いてこなかった理由 2.2.0 要旨 2.2.1 「自由」の理念が,規則を退けてきた 2.2.2 規則で固める文化は,智恵が弱まっている文化 2.3 「指導」プロセス 2.3.0 要旨 2.3.1 「反省文」を一件落着の形にする 2.3.2 ロールプレイ
3.1 連座主義 3.1.0 要旨 3.1.1 「指導」成果を大きく感じたい・見せたい心理 3.1.2 一体主義 3.1.3 連座主義の欺瞞──ダブルスタンダード
4.1 権威主義 4.1.0 要旨 4.1.1 合理化 :「指導=教育」「指導=寛容」 4.1.2 愚民主義 4.1.3 自己満足 4.2 「指導」側は,嘘と脅迫を用いる 4.2.0 要旨 4.2.1 嘘と脅迫を,従わせる手法として合理化 4.3 学生は「卑屈」で応じる 4.3.0 要旨 4.3.1 学生の無知・無能 4.3.2 「弁護人」の意味
5.1 「指導」の失敗 5.1.0 要旨 5.1.1 「指導」は,事態をこじれさせる 5.2 失敗糊塗と学生被害 5.2.0 要旨 5.2.1 失敗糊塗 5.2.2 人道主義は,「指導」ではなく「処罰」の方 5.3学生の不信・離反 5.3.0 要旨 5.3.1 「指導」の演技は,学生にもわかる 5.3.2 脅しを用いる──学生に対する低能の見立て 5.3.3 「指導」失敗の糊塗をやって,不信を植え付ける 5.3.4 「指導」者に対し,学生は「離反」で応える
6.1 「連座」 6.1.0 要旨 6.1.1 ケース 6.1.2 スタディ 6.2 「失敗糊塗」 6.2.0 要旨 6.2.1 ケース 6.2.2 スタディ
7 おわりに |