Up シラバス検閲──「統制が空気になる構造」研究 作成: 2007-08-31
更新: 2011-10-20


オンラインブック化

掲載履歴
  • <大勢には抗しない>を以て安定へ (08-08-08)
  • 教養問題としての一律指向/全体主義 (08-08-08)
  • 優等生指向 (08-08-08)
  • 商品経済体制と<聖域>のダイナミックス (08-08-08)
  • シラバス統制が顕す<大学の精神文化>の問題:要旨 (08-08-08)
  • オンラインブック化 (07-09-04)
  • 「権力の手先」の力学 (07-09-27)
  • 検閲の指令通りに行動する側の心理 (07-09-07)
  • 検閲を指令する側の心理 (07-09-07)
  • 論点 :「ユーザー体験」(07-09-04)
  • 論点 :「大学の教育」 (07-09-04)
  • 学生のため」が含意する論点 (07-09-04)
  • はじめに (07-09-03)
  • 合理化の心理 (07-09-03)
  • ウェブベース・シラバスシステムの進む方向 (07-09-02)
  • シラバスがウェブベースであることの意味 (07-09-02)
  • 分校によって執行の形が異なる (07-09-02)
  • 無断変更 (07-09-02)
  • 統一フォームシラバス強制の本質 :「検閲」(07-09-01)
  • 「ウェブベース・統一フォーム」の意味の無理解 (07-09-01)
  • 強制執行装置:カリキュラム委員会 (07-08-31)
  • 統一フォームシラバス強制における本末転倒 (07-08-31)
  • 「統一フォームシラバスの強制」問題 (07-08-31)
  •    
    0. 導入

     0.1 はじめに


    I. シラバス検閲

     1.1 シラバス検閲の構造
     1.1.1 「統一フォームシラバスの強制」問題
     1.1.2 統一フォームシラバス強制の本質 :「検閲」
     1.1.3 統一フォームシラバス強制における本末転倒
     1.1.4 「ウェブベース・統一フォーム」の意味の無理解

     1.2 シラバス検閲の実際
     1.2.1 強制執行装置:カリキュラム委員会
     1.2.2 分校によって執行の形が異なる
     1.2.3 無断変更

     1.3 検閲の集団心理
     1.3.1 検閲を指令する側の心理
     1.3.2 検閲の指令通りに行動する側の心理


    III. シラバス検閲が発生する体制の条件/構造

    (この章は,「学長の強力なリーダシップ」研究の中の文書で構成)

     2.1 トップダウン・全体主義
     2.1.1 トップダウンは全体主義に進む
     2.1.2 各種会議:共犯関係をつくる装置
     2.1.3 各種委員会:強制執行の装置 (「権力の手先」論)
     2.1.4 「権力の手先」の力学
     2.1.5 法人化前からの自由主義/デモクラシー貧困のつけ
     2.1.6 「順法闘争」

     2.2 全体主義を進める側の心理
     2.2.1 「異形狩りの集団狂気」の構造
     2.2.2 「権力」に恐怖する──権力幻想
     2.2.3 善かれの気持で行う
     2.2.4 「越権行為」がわからなくなる
     2.2.5 戦略的一時撤退論で「何でもあり」に

     2.3 全体主義に従う側の心理
     2.3.1 組織に逆らう風に見られたくない──組織幻想
     2.3.2 善かれの気持に付き合う
     2.3.3 「テロ」に恐怖する──テロ幻想

     2.4 官僚主義
     2.4.1 官僚主義とは?
     2.4.2 国立大学における官僚主義優勢の構造

     2.5 集団心理
     2.5.1 「集団心理」とは?
     2.5.2 虚偽と知りかつこれに従う心理


    V. シラバス検閲の合理化とそれの無理

     3.1 検閲の合理化
     3.1.1 合理化の心理

     3.2 ウェブベース・シラバスについての考え違い
     3.2.1 シラバスがウェブベースであることの意味
     3.2.2 ウェブベース・シラバスの進む方向

     3.3 「学生のため
     3.3.1学生のため」が含意する論点
     3.3.2 論点 :「大学の教育」
     3.3.3 論点 :「ユーザー体験」


    III. シラバス統制が顕す<大学の精神文化>の問題

     4.0 要旨

     4.1 「法人化」の文化
     4.1.1 商品経済体制と<聖域>のダイナミックス
     4.1.2 優等生指向

     4.2 国立大学における一律指向/全体主義の優勢傾向
     4.2.1 教養問題としての一律指向/全体主義
     4.2.2 <大勢には抗しない>を以て安定へ