Up | "アイヌ"学 : 『"アイヌ" (「アイヌ」自称者)』 | 作成: 2016-05-17 更新: 2019-12-21 |
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1 "アイヌ" 2 アイヌ終焉の喪失感 3 ルサンチマン 4 アイヌ美化・アイヌ回帰幻想 5 同族憎悪 6 "アイヌ" 史── "アイヌ" 現象のダイナミクス 7 <同化>対<顕示> 8 文学"アイヌ" ──矛盾を行動する者 9 "アイヌ" の自然淘汰 10 閉じ
0.1 はじめに 0.1 論考のスタンス
1.0 要旨 1.1 用語 "アイヌ" の導入 1.1.0 要旨 1.1.1 「アイヌ」自称は僭称──僭称者 : "アイヌ" 1.1.2 {アイヌ}, {アイヌ系統者}, {"アイヌ"} の包含・位置関係 1.2 "アイヌ" という逆説 1.2.0 要旨 1.2.1 「アイヌ観光」を却け,且つこれをを要する 1.2.2 「アイヌの身体的特徴」を却け,且つこれをを要する
2.0 要旨
3.0 要旨 3.1 ルサンチマン文芸 3.1.0 要旨 3.1.1 「ルサンチマン文芸」対「文学」 3.1.2 バチェラー八重子 3.1.3 戸塚美波子 3.2 革命理論における<ルサンチマン>の位置づけ 3.2.0 要旨 3.2.1 太田竜「アイヌ革命論」の場合
4.0 要旨 4.1 「アイヌである」の意味 4.1.0 要旨 4.1.1 <アイヌをやっている> 4.2 「アイヌになる」の意味 4.2.0 要旨 4.2.1 <アイヌがよい> 4.2.2 <アイヌにリセット> 4.2.3 <アイヌをやっていく> 4.3 「アイヌ」思考停止 4.3.0 要旨 4.3.1 アイヌをやっている者は,いない 4.3.2 アイヌをやれる者は,いない 4.3.3 アイヌになりたい者は,いない 4.4 「アイヌプリ」 4.4.0 要旨
5.0 要旨 5.1 同族憎悪の構造 5.1.0 要旨 5.1.1 蔑視される同族と自分が一括りにされることは,同族憎悪に 5.1.2 同族が自分が美化する通りでないことは,同族憎悪に 5.1.3 同族が同族解放運動に同調しないことは,同族憎悪に 5.2 独り善がり 5.2.0 要旨 5.2.1 「利敵者」の粛清
6.0 要旨 6.1 "アイヌ"史の 6.1.0 要旨 6.1.1 "アイヌ民族" イデオロギーによる歴史改竄 6.1.2 "アイヌ民族" 捏造は, 「アイヌ利権」術数の核心 6.1.3 "アイヌ"史の要は, 「アイヌ系統者の多様性」 6.1.4 科学対イデオロギー 6.2 "アイヌ"運動家とアイヌ系統者全般の区別 6.2.0 要旨 6.2.1 マスコミ・ジャーナリズム 6.2.2 エリート "アイヌ" 6.2.3 前衛主義—— 「アイヌを代表して」 6.2.4 家柄・学業成績の優等 6.3 "アイヌ" 類型学 6.3.0 要旨 6.4 河野本道『アイヌ史/概説』 6.4.0 要旨 6.4.1 現前の "アイヌ" 史概説では,最上 6.4.2 ただし,読みにくい 6.4.3 そして,<一様な個の集団>を立てる誤謬を継承
7.0 要旨 7.1 「アイヌ」のレッテルに対する立場二通り 7.1.0 要旨 7.1.1 <同化> :「アイヌは過去のもの」──レッテル無用 7.1.2 <顕示> :「アイヌはいまのもの」──レッテル必要 7.1.3 『コタンの痕跡』(1971) 7.2 「観光アイヌ」の意義 7.2.0 要旨 7.2.1 <同化>は, 「観光アイヌ」否定 7.2.2 <顕示>は, 「観光アイヌ」が自己実現形 7.3 歴史認識の違い 7.3.0 要旨
8.0 要旨 8.1 文学"アイヌ" の「観光アイヌ」批判 8.1.0 要旨 8.1.1 観光"アイヌ" 批判 8.1.2 「アイヌ特権」批判 (物乞"アイヌ" 批判) 8.1.3 利権"アイヌ" 批判 8.1.4 善玉悪玉イデオロギー批判
9.0 要旨 9.1 『旧土人保護法』をめぐる同化派対保護派 9.1.0 要旨 9.1.1 『旧土人保護法』に対する同化派の立場 9.2 同化主義"アイヌ" の退場 9.2.0 要旨 9.3 "文学"アイヌの退場 9.3.0 要旨 9.3.1 "文学"アイヌの袋小路・尻切れ 9.3.2 "アイヌ" シーンから退場 9.4 保護主義"アイヌ" から利権"アイヌ" へ 9.4.0 要旨 9.4.1 北海道史の改竄 9.4.2 「アイヌ民族」を主語にする ──自分たちが少数であることを隠蔽 9.4.3 協会名称「ウタリ」を「アイヌ」に 9.4.4 「アイヌ利権」のモジュールに収まる 9.5 そして「観光アイヌ」が残った 9.5.0 要旨 9.5.1 コンプライアンス時代への適応 9.5.2 <アイヌ事業法人─プロジェクト交付金>方式 9.5.3 「観光アイヌ」のみ
おわりに──「自分はアイヌである<.i>」を言う意味 |