Up 教員養成課程の「改革」で起こること 作成: 2008-03-01
更新: 2011-10-20


批判:体系バラバラ主義的数学教育論

掲載履歴
  • 専攻の曖昧な名称が,学生に誤った思い込みをさせる (10-03-25)
  • ムード先行の課程再編 (10-03-25)
  • 課程構成の不合理 (10-03-24)
  • 「教員採用試験対策」とは? (10-02-09)
  • 制度変更を,おもいつきでやる (09-09-11)
  • 制度指向は, 論理倒錯・本末転倒 (09-09-11)
  • 「政治と文学」(09-06-12)
  • 「法」を強制の理由付けに用いる (09-06-12)
  • 強制を合理化する論法が求められ,使われる (09-06-12)
  • 「改革」は,強制によって進められる (09-06-12)
  • 「改革」の間違いの悪質性 (09-06-12)
  • 本論考の主題 :「改革」が間違いをやる理由 (09-06-12)
  • 理詰めの授業づくりの構えが形成されない (09-01-22)
  • 行動パターンの貼り合わせで,授業をつくる (09-01-22)
  • 主題研究が起こらない (09-01-22)
  • 荒唐無稽をやってしまう (09-01-22)
  • 講義のとらえができていない (09-01-22)
  • 学習主題の意味/世界を教えていない (09-01-22)
  • 専門数学担当教員の指導力不足の理由 (09-01-21)
  • 現職教員の専門数学の程度 (09-01-21)
  • 教員養成課程学生の専門数学の程度 (09-01-21)
  • 専門数学学習の成果となるものを知らない (09-01-21)
  • 数学の勉強の仕方がわからない (09-01-15)
  • 専門数学軽視の算数·数学科の授業はどんなぐあい? : 要旨 (09-01-15)
  • 専門数学担当教員の指導力不足 : 要旨 (09-01-15)
  • 専門数学軽視の構造 : 要旨 (09-01-15)
  • 専門性軽視 : 要旨 (09-01-15)
  • 専門性軽視の雰囲気醸成 (08-12-17)
  • 専門性軽視の課程編成──数学教育の場合 (08-12-17)
  • 専門性軽視のインテリジェンス (08-12-17)
  • 専門性軽視と堕落の関係 (08-12-17)
  • 経営的意味は「人員削減」(08-07-23)
  • 「小学校=基礎学習課程」は「基礎」の誤解から (08-07-22)
  • 「再編」の思考様式:「生活単元」的合科主義 (08-07-22)
  • 「大学院の課程再編」の問題構造 (08-06-03)
  • 『報告』批判は,国立大学批判 (08-06-03)
  • 『報告』の改革 :「加えた分よくなる」(08-06-03)
  • 『報告』の教員養成 : スーパーマン養成 (08-06-03)
  • 『報告』に大学が過剰反応:課程破壊 (08-06-03)
  • 「教員養成」とは何を授業することか? (08-05-20)
  • 「教職実践演習」を学生にやらせるとどうなるか? (08-05-20)
  • <反-専門>の「改革」キャンペーンに流される (08-05-20)
  • 実質を考えず,ただものを増やす (08-05-15)
  • 日本史専任欠員と組織のインテリジェンス (08-04-03)
  • 日本史専任欠員の含意 (08-04-01)
  • 制度指向 : 要旨 (08-03-13)
  • 「実用」がわかっていない (08-03-10)
  • 破壊度はものすごい (被害甚大) (08-03-07)
  • 「大学評価」と<反-教科専門>主義は哲学が同じ (08-03-07)
  • 教員養成における体系的学問の意義がわかっていない (08-03-07)
  • 北教大札幌校 : 課程再編において採った立場 (08-03-06)
  • 中教審:免許科目「教職実践演習」(08-03-06)
  • 「授業能力の低さ」の問題構造がわかっていない (08-03-05)
  • 実践主義 (08-03-05)
  • 観察・体験主義 (08-03-05)
  • 北教大札幌校 : 総合主義,観察・体験学習主義 (08-03-05)
  • 総合主義 (08-03-05)
  • 実用・実際主義 (08-03-05)
  • 北教大札幌校 : 専門科目の位置づけ (08-03-05)
  • 軽薄→失敗→忘却→軽薄→ ‥‥ の繰り返し (08-03-05)
  • <反-教科専門>主義の様相:要旨 (08-03-04)
  • 経済主義・評価主義 (08-03-04)
  • 体系バラバラ主義 (08-03-04)
  • <反-教科専門>主義の状況:要旨 (08-03-04)
  • 「モンスター教育」との関連 (08-03-04)
  • 「<反-教科専門>主義」の現実問題化 (08-03-03)
  • 反-教科専門 : 要旨 (08-03-01)
  • 0. 導入

     0.1 本論考の主題 :「改革」が間違いをやる理由
     0.2 「改革」の間違いの悪質性


      第1部 「改革」の思考類型

       要旨

    1. アメリカナイズ

     1.0 要旨

     1.1 アメリカナイズ
     1.1.1 要旨
     1.1.2 アメリカナイズ
     1.1.3 アメリカ指向の精神構造

     1.2 アメリカ的思考の構造
     1.2.1 要旨
     1.2.2 表象主義的合理主義の文化


    2. 制度指向

     2.0 要旨

     2.1 改革を「制度変更」で発想
     2.1.1 要旨
     2.1.2 制度指向は, 論理倒錯・本末転倒
     2.1.3 制度変更を,おもいつきでやる

     2.2 強制の合理化に「規則」を用いる
     2.2.1 要旨
     2.2.2 「改革」は,強制によって進められる
     2.2.3 強制を合理化する論法が求められ,使われる
     2.2.4 「法」を強制の理由付けに用いる

     2.3 制度に対する国立大学の文化
     2.3.1 要旨
     2.3.2 「政治と文学」


      第2部 反-教科専門

       要旨

    3. 「教科専門性」の意味


     3.0 要旨
     3.1 専門性軽視が堕落の始まり
     3.1.1 要旨
     3.1.2 専門性軽視と堕落の関係

     3.2「教科専門性」の意味
     3.2.1 要旨
     3.2.2 「教職実践演習」を学生にやらせるとどうなるか?
     3.2.3 「教員養成」とは何を授業することか?
     3.2.4 教科専門性を最も重要とする理由


    4. <反-教科専門>の状況

     4.1 <反-教科専門>主義の状況
     4.1.1 要旨
     4.1.2 大学の状況 :「教科専門性」の意味理解の閑却
     4.1.3 <反-専門>の「改革」キャンペーンに流される
     4.1.4 「<反-教科専門>主義」の現実問題化
     4.1.5 体系バラバラ主義
     4.1.6 経済主義・評価主義

     4.2 『在り方懇報告』の影響
        『在り方懇報告』
     4.2.1 『報告』に大学が過剰反応:課程破壊
     4.2.2 『報告』の教員養成改革 : スーパーマン養成
     4.2.3 『報告』の改革 :「加えた分よくなる」
     4.2.4 『報告』批判は,国立大学批判

     4.3 教育行政が<反-教科専門>主義をリード・後押し
     4.3.1 「大学評価」と<反-教科専門>主義は哲学が同じ
     4.3.2 中教審:免許科目「教職実践演習」
     4.3.3 実質を考えず,ただものを増やす

     4.4 実績評価主義と<反-教科専門>主義のねじれ構造
     4.4.1 要旨
     4.4.2 「課程再編」の実績評価主義は,反専門主義
     4.4.3 個人研究の実績評価主義は,専門主義


    5. <反-教科専門>主義

     5.1 <反-教科専門>主義を主題化することの意義
     5.1.1 <反-専門>主義の考察は,教育の本質論になる
     5.1.2 <反-専門>主義は,絶えず頭をもたげる
     5.1.3 軽薄→失敗→忘却→軽薄→ ‥‥ の繰り返し
     5.1.4 「モンスター教育」との関連

     5.2 <反-教科専門>主義の様相
     5.2.1 要旨
     5.2.2 実用・実際主義
     5.2.3 総合主義
     5.2.4 観察・体験主義
     5.2.5 実践主義

     5.3 <反-教科専門>主義の理論的誤り
     5.3.1 「授業能力の低さ」の問題構造がわかっていない
     5.3.2 教員養成における体系的学問の意義がわかっていない
     5.3.3 「実用」がわかっていない
     5.3.4 破壊度はものすごい (被害甚大)


    6. 専門性軽視──数学教育コースの専門数学の場合

     6.0 要旨

     6.1 専門数学軽視の構造
     6.1.0 要旨
     6.1.1 専門数学学習の成果となるものを知らない
     6.1.2 教員養成課程学生の専門数学の程度
     6.1.3 現職教員の専門数学の程度
     6.1.4 数学の勉強の仕方がわからない

     6.2 専門数学軽視の算数·数学科の授業は,どんなぐあい?
     6.2.0 要旨
     6.2.1 荒唐無稽をやってしまう
     6.2.2 主題研究が起こらない
     6.2.3 行動パターンの貼り合わせで,授業をつくる
     6.2.4 理詰めの授業づくりの構えが形成されない

     6.3 専門数学担当教員の指導力不足
     6.3.0 要旨
     6.3.1 専門数学担当教員の指導力不足の理由
     6.3.2 学習主題の意味/世界を教えていない
     6.3.3 講義のとらえができていない


      第3部 教採予備校化

       要旨


    7. 教採予備校化

     7.0 要旨

     7.1 教員採用試験対策
     7.1.1 要旨
     7.1.2 「教員採用試験対策」とは?
     7.1.3 審査書類作成指導
     7.1.4 筆記試験対策指導
     7.1.5 面接試験対策指導
     7.1.6 教採予備校と提携

    就職対策指導──国立大学教育学部系の場合