Up | "アイヌ民族" 否定論作法 ー "アイヌ" 学入門 | 作成: 2017-03-24 更新: 2020-05-26 |
アイヌ学
『アイヌ学入門』 |
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PDF 14.48 MB Ver. 2020-05-25 |
0.1 はじめに 「作法」次第
1.0 要旨 1.1 「アイヌ」の定義──定義方法論 1.1.0 要旨 1.1.1 カテゴリー「アイヌ」の落し所 1.1.2 「アイヌ文化期」 1.2 「アイヌ」と「和人」 1.2.0 要旨 1.2.1 鉄器農耕と石器漁猟採集の界面文化 1.2.2 「アイヌ」は,「和人」が必要条件 1.3 アイヌ通史 1.3.0 要旨 1.3.1 アイヌ通史/高倉新一郎 1.3.2 <系の遷移>の視点からの通史
2.0 要旨 2.1 <対露列強-国防>課題の浮上 2.1.0 要旨 2.1.1 ロシアの蝦夷進出──領土拡大狙い 2.1.2 列強の開国要求──植民地狙い 2.1.3 方針 :「<蝦夷地=領土>の防衛」 2.1.4 具体策 :「蝦夷地入植」 2.1.5 蝦夷地防衛政策でのアイヌの位置づけ 2.2 アイヌ漁猟採集生活の終焉 2.2.0 要旨 2.2.1 和人入植による漁猟採集生活の崩潰 2.2.2 同化施策による漁猟採集生活の絶命 2.3 勧農政策 2.3.0 要旨 2.3.1 土地の下付 2.3.2 『旧土人保護法』(1899) 2.3.3 「旧土人」呼称 2.4 教育政策 2.4.0 要旨 2.4.1 『旧土人児童教育規程』(1901) 2.5 適応・不適応 2.5.0 要旨 2.5.1 移植・絶命 2.5.2 自営農に不適応──惰性の法則 2.5.3 個体差 2.5.4 不適応を択る 2.5.5 「救済」 2.5.6 窮民化 2.6 アイヌの終焉 2.6.0 要旨 2.6.1 アイヌ最後の時期と形態 2.6.2 「終焉」の述べ方
3.0 要旨 3.1 「系統」の構造 3.1.0 要旨 3.1.1 先祖溯行の構造 3.1.2 「共通の先祖」 3.1.3 「族」 3.2 アイヌ系統者 3.2.0 要旨 3.2.1 「アイヌ系統者」の定義 3.2.2 「アイヌ系統者の先祖」のカテゴリーは立たない 3.2.3 アイヌ系統者の人口 3.3 「先住」概念の無効 3.3.0 要旨 3.3.1 <先住者>なるものは存在しない──系遷移 3.3.2 自然は個に属さない
4.0 要旨 4.1 "アイヌ" 4.1.0 要旨 4.1.1 カテゴリー「"アイヌ"」 4.1.2 "アイヌ" の多様性 4.2 同化政策の反照である "アイヌ" 4.2.0 要旨 4.2.1 喪失感 4.2.2 同化が<正しい>になることへの抵抗感 4.3「アイヌ蔑視/虐待」の反照である "アイヌ" 4.3.0 要旨 4.3.1 ルサンチマン 4.4 アイヌ美化 4.4.0 要旨 4.4.1 「天真爛漫,稚児の様」 4.4.2 「のんびりと楽しく生活」 4.4.3 「人と人とが殺し合うことなく」 4.5 観光"アイヌ" 4.5.0 要旨 4.6 エリート"アイヌ" 4.6.0 要旨 4.6.1 インテリ"アイヌ" 4.6.2 同族差別 4.6.3 観光"アイヌ" 批判
5.0 要旨 5.1 "アイヌ民族" 捏造 5.1.0 要旨 5.1.1 "アイヌ民族" の語の機能 5.1.2 アイヌ法勉強会で "アイヌ民族" 誕生 5.2 「解放」イデオロギー 5.2.0 要旨 5.2.1 1970年代「解放」運動ブーム 5.2.2 「解放」イデオロギーの論理 5.2.3 ブームの理由:素地不問 5.2.4 幼児性──マンガ思考 5.2.5 アイヌ解放同盟のテーゼ (1972) 5.3 悪者論 5.3.0 要旨 5.3.1 善悪二元論 5.3.2 悪者論 対 システム論 5.3.3 思考停止 5.4「北海道アイヌ中国訪問団」(1974) 5.4.0 要旨 5.4.1 「訪問団」実現経緯 5.4.2 中国賛美──<白黒>思考回路 5.4.3 憎悪の解放 5.4.4 毛沢東文革中国の位相 5.4.5 「制度・政権のせい」思考回路 5.4.6 教訓 :「商品経済」の視座の必要 5.5 備考 : 中国の「民族政策」の実際 5.5.0 要旨 5.5.1 民族問題=領土問題 5.5.2 中国版「屯田兵・和人入植」 5.5.3 反対と粛清 5.5.4 同化 5.6 同族憎悪 5.6.0 要旨 5.7 民族派「アイヌ観光」 5.7.0 要旨 5.7.1 独善
6.0 要旨 6.1 用語 「旧土人」を差別語に仕立てる 6.1.0 要旨 6.1.1 曲解 6.2 ことば狩り・表現狩り 6.2.0 要旨 6.2.1 《自分が「アイヌ」をやる分にはよい》 6.3 言論・思想狩り 6.3.0 要旨 6.3.1 『アイヌ民族誌』/更科源蔵 6.3.2 『アイヌ史資料集』/河野本道 6.3.3 平凡社百科事典「アイヌ」/知里真志保 6.4 摘発・弾劾 6.4.0 要旨 6.4.1 摘発・弾劾システム 6.4.2 "アイヌ差別" 事件警察 6.4.3 土下座・講師採用 6.5 脅す 6.5.0 要旨 6.5.1 結城庄司・太田竜・新谷行の宣言 6.6 「アイヌの土地を返せ」 6.6.0 要旨 6.6.1 「御料牧場」返還運動 6.6.2 貝沢正・萱野茂/二風谷の場合 6.6.3 「アイヌモシリ」
7.0 要旨 7.1 学会攻撃 7.1.0 要旨 7.1.1 「第26回人類学会民族学会連合大会」への攻撃 7.1.2 日本民族学会会長祖父江孝男の「わび状」 7.1.3 「アイヌ民族肖像権裁判」 7.1.4 日本民族学会「見解」 7.2 河野本道攻撃 7.2.0 要旨 7.2.1 河野本道の転向──"アイヌ民族" 否定 7.2.2 『アイヌ史資料集』訴訟 7.3 平凡社世界大百科「アイヌ」記述攻撃 7.3.0 要旨 7.3.1 1955年初版の「アイヌ」/知里真志保 7.3.2 2007年改訂新版の「アイヌ」/児島恭子 7.4 アイヌ学終焉後「アイヌ学者」 7.4.0 要旨 7.4.1 "アイヌ民族" 派独占構造 7.4.2 <国家 - アイヌ差別>連関 7.4.3 「アイヌ学者」の学術レベル 7.4.4 「アイヌ抵抗史」 7.5 <学術/学者>と<学術/学者もどき>の違い 7.5.0 要旨 7.5.1 "アイヌ民族" 印 7.5.2 <法則探求>対<遺物採集>
8.0 要旨 8.1 「アイヌ利権」──"アイヌ民族" の回収 8.1.0 要旨 8.2 「アイヌ観光」──白老の場合 8.2.0 要旨 8.2.1 1960年頃の「アイヌ観光」の様子 8.2.2 1965年 : アイヌコタンのポロト沼移転 8.2.3 2020年 :「民族共生象徴空間」 8.2.4 「民族共生象徴空間」PR 8.3 「アイヌ代表」 8.3.0 要旨 8.3.1 「アイヌ代表」を自任 8.4 「アイヌ法」 8.4.0 要旨 8.4.1 沿革──『旧土人保護法』 8.4.2 「『旧土人保護法』にかわる新法」路線へ 8.4.3 「アイヌ法」と "アイヌ民族" の関係 8.5 「族議員」 8.5.0 要旨 8.5.1 岡田春夫 8.5.2 鈴木宗男 8.5.3 町村信孝 8.6 「アイヌ予算」 8.6.0 要旨 8.6.1 "アイヌ"予算の額と項目 8.6.2 生活手当 8.6.3 設備・施設事業手当 8.6.4 報酬・旅費日当
9.0 要旨 9.1 民族派"アイヌ" によるシャモヘイト喚起 9.1.0 要旨 9.1.1 反体制/体制打倒イデオロギー 9.1.2 「戦う」 9.1.3 歴史教科書攻撃 9.1.4 社会主義メディア 9.2 シャモヘイト喚起者の狡猾 9.2.0 要旨 9.2.1 表現の狡さを知っている 9.2.2 常套手法 9.2.3 狡さを却ける営みが,学術/科学 9.3 シャモヘイト・デマゴギー 9.3.0 要旨 9.3.1 デマゴギーの理由 : <武器> 9.3.2 「土人と呼んで差別」 9.3.3 「同化を無理強い」 9.3.4 「アイヌに偏見をもつ」 9.4 "アイヌ民族" 派の<卑怯>体質 9.4.0 要旨 9.4.1 自分が正義の善悪二元論を立てる 9.4.2 敵を悪に仕立てる 9.4.3 敵攻撃を煽動する 9.4.4 敵の反発を「アイヌヘイト」と宣伝 9.5 「アイヌヘイト」派の稚拙 9.5.0 要旨 9.5.1 「咎め方」の考えがない
10.0 要旨 10.1 「現成」のスタンス 10.1.0 要旨 10.1.1 系ダイナミクスとしての「アイヌ利権」 10.1.2 「アイヌ利権」の肯定 10.2 "アイヌ民族" デマゴギーに対する達観 10.2.0 要旨 10.2.1 "アイヌ民族" デマゴギーの機能 10.2.2 "アイヌ民族" 派の機能 10.3 "アイヌ民族"否定の論法 (結論) 10.3.0 要旨 10.3.1 「アイヌは "アイヌ民族" ではない」 10.3.2 「"アイヌ"学」 10.3.3 「"アイヌ民族" プラグマティクス」
おわりに |